心があると自覚する瞬間

頭が真っ白になって

心臓がバクバクとして

呼吸も荒くなる

涙が止まらない


あぁ

この恋は終わったんだ

と自覚する瞬間

思い出が走馬灯として駆けめぐる

一生に一度でいい瞬間

正直な人は神様が守ってくれるんだって

神様の存在を知らないけど

正直でいることは勇気がいること

きっとその人は勇気があるんだろうな


幸せなのかな

梅雨

梅が熟すときに　雨が降る

おいしい食べ物は腐り

またおいしい食べ物ができる

先代たちの知恵に感謝

きれいな花も咲く

雨にうたれた花が好きだ

雨上がりの花や葉っぱに残った雫が好きだ

あぁ

また暑い暑い日々が待っている

生まれたばかりのモノは無垢で

それから全てのものは純粋で

無垢でありたいと願う事自体

誤りである

純粋でありたいと思うわたしの心は

煩悩で溢れている

自分という人間を客観的に見た時

とても弱い人間だと思う

とても未熟だと思う

誰かを頼ることで自分の存在意義を肯定し

そしてその存在意義を否定している

誰かに寄り添うつもりで自分が寄り添ってもらいたいのだ


わたしは弱い人間だ

強い人間であろうとも思ったことはないが

果たして「つよい」とはどういうことか


わたしはわたしと思っていても

気づけば傷つき周囲を否定してしまう


わたしという人間を見つけるための毎日は

この先ももがきながら続いていくだろう