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7/3/2024, 10:31:04 AM

この道の先に



この道の先に一体何があるというのか

褒美も誇りもなく

ただ飯を食うためだけに

山道を進んでいるのが馬鹿らしくて

よそ見をしていたら崖から落ちてしまった

谷底の道は平坦で山道より歩きやすいが

日が差し込まないので実りもなく退屈だ

山道に戻るよりもっと難しいけれど

私は原っぱに行きたいなあ

苦労するのが後か先か

きっとそれだけなんだ





7/2/2024, 11:04:07 AM

日差し


窓際の席が好きだ。

教室は息苦しい。

すぐそばに外の世界があるとほっとする。

夏より冬の方がいい。

カーテンを開けていても暑すぎることがない。

昼寝をするのにぴったりの暖かさだ。

国語のおじいちゃん先生の話がつまらなくて

ふと窓の外を見ると

とてもラッキーなことに

校庭で体育の授業を受けているのは3・4組だった。

彼がサッカーをしているのが見える。

思わずこっそりガッツポーズをした。

今年の冬も焼けそうだ。


7/1/2024, 10:27:40 AM

窓越しに見えるのは


ベランダを隠すように

大きな木が一本はえている

あの木さえなければ景色もいいのに

と彼は言ったが

私は木がある方がいい

大通りに面しているから目隠しになるし

天気のいい日に

葉っぱをキラキラさせているのを見ると

晴れていることがどれだけ幸せなことなのか

思い出させてくれる





6/30/2024, 10:41:59 AM

赤い糸


私の指にも巻き付いているのだろうか

目に見えない赤い糸が

人間関係はわりと長く続く方だけど

ずっと一緒にいて

ずっと仲良しなんてことはないと

もう諦めてしまった

この糸の先にいる人とも

会った瞬間に糸がほどけたり

最悪自分で切ってしまうこともあるかもしれない

そんなことを考える

もう寝た方がいいかもしれない

互いに求める距離感が違うとき

どうしたらいいんだろうな

6/29/2024, 10:28:35 AM

入道雲


ヂーーー
ヂーーー

なにか虫が鳴いている

セミだろうか

もう出てきてしまったのだろうか

それにしては音が高い

高い分、よりうるさい

慌てん坊のオカマさんだろうか

入道雲とセットでいらっしゃい

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