6/21/2024, 10:16:31 AM
好きな色
明るくてみんなを惹き付けるあの子も
すごく静かで人形みたいに綺麗なあの子も
私とは全然違う世界の人みたいに見えたけど
話をしてみると好きな色はみんな一緒で
なんとなく一緒にいる時間も増えていった
好きな色が一緒だと
求めるものや、進む方向がなんとなく同じなのかも
でも全く同じということはないから
パッと見の大きな違いは
勘違いを防ぐには丁度いい
6/20/2024, 10:09:28 AM
あなたがいたから
もう一月も生身の人間に会っていないな
人は一人では生きていけないと言うけれど
私の脳みそはごまかそうとしているみたいだ
物語の登場人物を実在する人のように
思い込みはじめた
おかげで正気を保っている気がする
君も死んでしまった
会おうと思えばいつでも会えるけれど
涙がとまらない代わりに
私の頭は君との思い出でいっぱいだから
またいつかね
6/19/2024, 11:10:27 AM
相合傘
私も君の傘に入りたかった
自分に自信が持てない私は
急に降ってくる雨が好きだった
真面目に過ごしてて良かったと
心から思える数少ない機会だから
みんなが置き傘の奪い合いをするのを横目に
折り畳み傘を取り出しながら
こっそり優越感に浸っていた
とっても羨ましいから、やめてみようか
そして大きな傘を買おう
いつかその日が訪れますように
6/18/2024, 10:15:32 AM
落下
落下する夢をたまに見る。
その夢はいつも
小さい頃通っていたログハウスから始まる。
地下にあった真っ白な壁の迷路を進み
広いところに出て寝そべっていると
床に吸い込まれるように落下する。
夢の話ってつまらない。
小説のあとがきに
これは夢で見た話だと書かれていると
とたんに読む気をなくす。
怒りすら湧いてくるときもある。
くだらないと思っているのかな。
6/17/2024, 10:05:40 AM
未来
明日なに食べようかな