僕が最後にキミを見たのはいつだろうか
いつだったか忘れてしまうくらいには昔なのだろう
自分が憎い 忘れたくなかった
じゃあなんでいまキミのことを思い出したのか
それすらもわからない
もしかしたらキミも僕のことを思い出していたりするのだろうか
それじゃあキミに会いに行こう
僕は家を去った
私は花が好きだ
触ったら折れてしまう
息を吹きかければ花びらが散ってしまう
少し扱いを違えば枯れてしまう
そんな花が好きだ
私は花が好きだ、が
私の好きではない花は好きではない
だから全て私の好みにする
なぜなら私は花が好きだからだ
6/24 20:30
1年後の私は死んでいる
そう1年前の自分から送られてきた
何を言ってるんだこいつはと思い時計を見る
20:31だった
音が消えた
自分はこんなに良くできた子供じゃなかった
生後数年で本に読みふけり
剣を習い、魔法を放つ
これは才能だ それも天性の
だがそれでも俺の子供だ、と
そう思っていた
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そして数年
かれこれあって今俺の隣りにいるのは成長したルディ
父親として誇り高いが…自分が少し情けなくも思える
母さんを助けるためにこっちに来たこいつは前にあった時よりも強く見える
ルディもいてくれるのなら
これならまた家族みんなで笑い合える日が来る
そう確信した…
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こいつは俺の子供だ
どんなに強くても、頼れる男でも、一人前でも
それ以前に俺の大事な家族で、大切な息子だ
迷いは、無かった
ルディは助かった 俺は助からなかった
でもそれでいいじゃねぇか
お前が元気なら俺はもうなんでもいいさ
じゃあなルディ
幸せになれよ
僕の日常に関わるもの
・食べ物や飲み物
・部屋とさまざまな家具
・少しの娯楽
・それを保つための金
・その金を稼ぐための仕事
この5つだけで構成された人生はかなり退屈だ