勿忘

Open App
2/13/2024, 11:59:34 AM

『待ってて』

早く 貴方に追いつくから
貴方と一緒にシワを増やして
手をつないでいたいの

なんて
できるわけないよね
一年に5歳ぐらい 
歳とれればなぁ

貴方を追い抜ける日なんて
一生来ないけど
私にシワができる日なんて
ほど遠いけど
どうにか我慢して
待ってて

2/12/2024, 12:55:49 PM

『伝えたい』

あの日から 
私はずっと
戻ることなんてできるわけないのに
私にできることは少ないはずなのに
あの日 あの瞬間に
戻りたいと思い続けている

でもそれは
ただの 願いにすぎなくて
叶うことなんてないもの
だから私は
「過去」を変えたいと
願うのではなく
「これから」を見つめると
決心した

私は言葉が好きだ
書くのも好きだし
気持ちを 思いを 声に乗せて話すのも好き

あの絶望を知っているけれど
直接見たわけではない
でも
伝えなければいけないと
幼い私は
使命感を覚えた

だから私は
今日を生きるあなたへ
「過去」を
私の言葉として紡いで伝え
「これから」を
共に生きる

2/11/2024, 12:05:35 PM

『この場所で』

水もない
光もない
生きるだけで精一杯だった
花を咲かせることなんて
できるわけないし
もう 枯れてしまうと
そんなことしか 思えない場所だった

でもね
見つけたの
私が もう一度咲ける場所を

生きた心地がする
なんて素敵なんだろう
水を与えてくれる人がいる
輝いた未来がみえる
枯れそうだった私が
こんなにも 美しくなれる

だから 私は 
夢と希望を含んだ
私だけの
私らしい 花を
この場所で咲かせる

2/10/2024, 12:25:21 PM

『誰もがみんな』

誰もが皆 経験すること
それは"死"
寿命だとか
原因だかとかは
皆それぞれだけど
生きている限り
"死"という
終わりが必ずある

私は 終わりを近づけたかった
一度寝たら もう起きなかったら
どれだけ幸せだろうと
願う夜もあった

そんな夜に
気がついたのだ
"死"は誰もが経験するけれど
それまでのストーリーは
すべてオリジナル

だから私は思った
誰もが皆 経験することを
笑いあり
涙ありの
私らしいストーリーで
終わらせてやろうじゃないかと

2/9/2024, 1:11:08 PM

『花束』

どんな反応してくれるかな?
びっくりするかな?
喜んでくれたら嬉しいな

相手の顔を思い浮かべながら
お花を選ぶ あの瞬間が大好きだ
頭の中が幸せな気持ちで満たされる
あの瞬間

「大切な人」へ送る花束
これ以上に素敵なものはないだろう

家族 友達 恋人
大切な人はたくさんいるだろうけれど
1番大切にしてほしいのは
自分自身

いつもは「大切な誰かへ」送る花束だけど
次は「大切な自分へ」送る花束を
選んでみてはどうだろうか
今日も頑張って生きた貴方へ

好きな色
好きな香り
好きな花言葉
たくさんの好きを詰め込んだ
世界で一つの花束を
貴方へ 届けよう


さて 明日は
どんな好きを詰め込んだ
とびっきりの花束を
つくろうかな
大切な私への
花束を



Next