〜記憶のランタン〜
ランタンの光がぽっと消える
消し去りたい記憶が
心の奥にしまい込まれる
それがなかったら今の自分はいないけど
それを灯し続けてしまったらきっと
過去に縛られる人生になってしまうから
たくさんの選択をして生きてきた私たちには
今日を選択する権利がある
だから、
記憶の次々と生まれ変わり
空に飛んでゆく
〜ティーカップ〜
ティーカップに紅茶を入れ一息つく
はぁ〜ため息混じりのそんな人生だけど
リラックスリラックス
誰かの性格を変えることはできないけど
私の今は変えれるから
深呼吸、深呼吸
あるがままを
ただ愛して
〜心の境界線〜
あの人と私
見知らぬ誰かと私
大切な人と私
には
心の境界線を引いている
傷つけてる自分に
傷つくから
ずっと自分さえ我慢すれば
自分のせいで
そうやって自分を主語にしてきた
あぁ、
人をよく見て気づいた
その人の問題だし
その人の選んだ道だし
私の世界ではなかったと
〜光と影〜
光と影
あなたはどちらに生きているだろう
光に見える人には暗い部分が多かったりする
誰かの悲しみを背負っていたり
自分の苦しみを抱え込んでいるから
影に見える人は
実は光を持っているかもしれない
人間どちらかだけというのは
あまりないから
光には影が生まれるし
影があるってことはどこかに光はある
だからあまり考えすぎない方がいいかもしれない
なんだって
自分の人生は
2つで分けて考えるものじゃない
〜愛する、それ故に〜
よく泣く人は
本音を伝える方法が泣くことでしか
伝えられなくなった人
いつも抑えて
抑えて
人を愛するが故に
自分の本音が言えなくて
溜まって爆発した本音は
涙として
流れ出したのだ
泣く人は弱虫というが
人の気持ちも顧みず
全ての感情を全部相手にぶつける人が
いちばん弱いんじゃないか
こう言ったら大抵人は悲しむ
事実で正論で真っ直ぐな言葉ほど
人は嫌だから
そうやって
矛盾ばかりの世界だから
涙が絶えず流れ続けて行く