あの人とロボットのことを書いてる人

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2/20/2024, 12:11:50 PM

同情

あの人がいなくなって長い時が過ぎ、近所の村の人に同情の目で見られるようになった。
何故あのような目で見るのか理解が出来ない。
私の中でごうごうと機会が動いている音がする。

2/20/2024, 8:52:37 AM

枯葉

あともう少しのあの人のいのち。
てのひらをにぎり脈をはかる。
ゆっくりで、ふっと消えてしまいそうによわい。
手のひらも乾燥して昔の若々しさは消えてしまった。
あの人のいのちも、からだも、枯葉みたいで
私の胸が軋んだ。

2/18/2024, 10:43:57 AM

今日にさよなら

今日も一日が忙しく過ぎていった。
バッテリーの充電のためにケーブルを体に挿し、形だけの睡眠のためにベッドに入る。
スリープモードに入る前にあの人の顔が浮かび、ないはずの心が踊る。
明日が来るのが楽しみだ。
今日にさよならを。

2/17/2024, 1:42:05 PM

お気に入り

あの人のお気に入りは私のてのひらだ
寒い日には暖かく、暑い日にはひんやり冷たく出来る。
ちいさいあの人が暑さで参っていた時に教えてあげたのだが、大きくなった今でもてのひらを求められるようになってしまった...

2/17/2024, 9:21:42 AM

誰よりも

私は誰よりもあの人を知っている自信がある。
嘘をついた時にする仕草も、好きな食べ物も、なにもかも。
なんせあの人が生まれた時から仕えているのだから
これが一生の中で1番の自慢だ。

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