初恋の日
私は幼い頃から周りの人がびっくりするくらい人見知りなんだ

でも、あなただけはびっくりせずに明るく話しかけてくれた

私にとってあなたが初めて話しかけてくれたあの日が初恋の日となったんだよ

明日世界が終わるなら
もしも…もしもだよ…

この世界から生き物がみんないなくなって明日世界が終わるとするならば…あなたはどうするの？

私は…私はね…あなたと最後の1日を過ごしたい

あなたと過ごして幸せな気持ちで終わりたいの

でも…明日世界が終わるとしても…私はあなたが幸せになれる未来を諦められそうにないんだよ…

君と出逢って
私には人としての感情が分からなかった

好きも嫌いも、愛情も…

でも、あなたと出逢ってから私は好きを知ったよ

嫉妬や嬉しい、その他のたくさんの感情も

あなたが教えてくれたんだよ

だから、あなたが今どこで何をしているのかは分からないけれど…

あなたが苦しんでいるのなら、私は必ず助けに行く

耳を澄ますと
あの時、どうしてもっと寄り添えなかったのだろう…

今でも耳を澄ますと笑顔だった頃の彼の声が聞こえてくるようだ…

二人だけの秘密
もうずっとずっと昔の話、私はとある少年と出会いました。

その少年は笑った顔が可愛くて、誰にでも優しく出来る強さがあったのです。

私には無いものを彼は持っていました。

私は気付けば、彼のそんなところに惹かれていきました。

ある時、思い切ってその感情を彼に伝えました。

そうしたら彼も同じ気持ちだったらしく、「じゃあこれは僕ら二人だけの秘密だね」と優しく笑いかけてくれました。

今となってはとても懐かしい…何百年も前の遠い記憶ですが私にとってはとても大切な宝物です。