あー君とみたかったな。
まだまだしたいこと、行きたいところ
いっぱいあったのにな。
『まだ見ぬ世界へ!』
『最後の声』
5月30日 20時30分 〇〇公園に来てください。
話したいことがあります。
突然彼氏からLINEが来た。
普段よりかしこまった文に、話したいこと。
最近上手くいっていなかったこと。
あぁ、別れ話をされる。私は悟った。
もう冷めちゃった。別れたいです。ごめんなさい。
貴方はブランコに乗りながら俯いてそう言った。
私は泣きながら別れたくないと言ったが、
貴方は別れる選択肢しかないみたいだった。
遅くなったから帰ろう。
話がぐちゃぐちゃしたまま貴方は言った。
わかった。別れよう。
私はもう冷めきった貴方の態度に耐えられなかった。
ありがとう。楽しかったよ。
駅行こ?って最後に一緒に歩いてくれた。
会話は何も無かった。
最寄りの方向は逆だから、駅で解散になる。
駅に着いて君は「ありがとう。幸せになってね。」
私が聞いた君の最後の声は震えていた。
『小さな愛』
冷めたから別れたい。
好きじゃないのに付き合うの嫌だ。
私は貴方にそう言われて振られた。
なんで冷めたの?って聞いたら、
貴方は本当に好きって思われてるのか分からなくて
考えてたら嫌になってきちゃった。
あぁ、私の愛は届いていなかったのか。
嫌だ。別れたくない。そう言っても
もう遅いよ。と言われた。
貴方が決めた別れを
すんなりと受け入れるのが
貴方へ向けての最後の愛だったのかなって思う。
小さな愛かもしれないけど、
私は貴方に最後まで伝えれなかったな。
空はこんなにも明るいのに
君に振られてから、私の心は真っ暗だよ
君は私と別れることが出来て
毎日明るいよね
そんなに嬉しかったんだね
素直に君が喜んでる姿を
私は喜べないよ
空はこんなにも大きいのに
君は私への愛がなかったんだね
私は空よりも大きな愛を君に伝えていたはずなのに
題 『空はこんなにも』
『ねぇ、子供の頃の夢って何?』
「俺警察になりたかったんよねー」
警察というカッコいい夢を子供の頃に持っていた彼
でも君にはなれないよ
だって、君はたった1人の女の子を
守り続けることが出来なかった
1人守れないようじゃ国を守れないよ
私は君に理由もなく冷めたと言うだけで振られて
たくさん泣いたよ
そんな無責任な人がなれるはずない
私は応援できないよ、ごめんね
『子供の頃の夢』