「時を告げる」

昔夢見た青写真。想像していた大人とは違うけれど。
同窓会で聞いた近況に、それぞれの人生を垣間見た。

「貝殻」

バターが溶け込んだマドレーヌをひとくち。
口腔内に広がる優しい風味にほっと一息つく午後。

「きらめき」

砂浜でシーグラスを見つけたときのような。
心のきらめきをいつも持ち続けたい。

「些細なことでも」

朝、時間がないのに前髪をちょこっと切った。
開けた視界に安寧した。そんな１日の始まり。

「心の灯火」

先が見えなくて、不安で。
そんな時に返ってくる優しさに、ただ、ありがとう。