台風が過ぎ去って、暑くなり空を見ると虹が出ていた
虹を見た瞬間「あー、君に見せたいな」としか思わなくてすぐ写真を撮った
ラインで送ろうかと思ったけど、君に会える口実を作るためにずるい僕は代わりに「次いつ会える？」と送った

1人きりになると、ついつい君のことを思い出してしまう。
君の顔、仕草、言葉、表情の一つ一つが僕の記憶に焼き付いていて、仕事をしてても急に君のことを思い出してしまうんだ。
1人きりなのに、まるで君と一緒にいるみたいだ

怒りは赤、緑は癒し、青は悲しみというイメージがある。
人々の色はそれよりもたくさんあり、何色にも決められない日があるが、僕の夜の色はたいてい青が多い
どうにかならないのかな

僕が見ている世界は、まるでフィルターがかかっているみたいにぼんやりしている時もあれば、キラキラしている時もある。雨の日はフィルターが曇り、晴れの日はフィルターがクリアになる。
君を好きだった時、フィルターがいつもクリアでキラキラしていたが、今はもうぼんやりとしか見えない
そんな僕の今の世界にはぼんやりとしたフィルターがかかってる

君は雨に似てる
最近来ないなと思ったら突然来て、居座る時もあればすぐにいなくなる時もいる
そんな君に僕は傘もさずいつも翻弄されてしまうんだ