怖がり
「優と俺の話し」
※虐待表現あり
優は本当は俺よりも怖がり
俺は昔から優に守られてた
俺の母親からも、守ってくれた
俺は小さな頃から母親から虐待を受けてきた
それを助けに入った優はナイフで腰を切り付けられたことがある
優は強がってなんともないよって言う
俺の手を握った体が震えてる
怖いのに、俺と関わると危ないのに、
いつも側にいて守ってくれた
怖がりのヒーロー
いつも離れないで呆れないで一緒に居てくれる唯一の親友、
星が溢れる、
[優と俺の話し]
※腐要素あるので地雷の方はお避けください
冬の夜、カーテン越しに窓を開けていて涼しい夜風が吹き込んできて気持ちいい
普通は寒いらしいけど俺にはあんまり寒く感じない
それに、隣に人が居るからでもあるのかな
夜は音が少なくて楽だ昼間とは大違い
今日は優が家に泊まりに来ている。俺が一人暮らしなのが心配なのだろう
優は俺が小さい頃から一緒にいてくれてる歳は離れてるけど仲良し
(優の方が年上ではある)
二人でいる時ほど安心できる瞬間はない
「...なぁ一緒に外に行かない?」
「珍しいね優から外に誘うの」
「ん、まぁ...いや、なんでもない
おにーさん運動不足だからさ、付き合ってくんね?」
何か言い詰まったのが気になるが
お願い!と手を合わせた
「いいよ、俺も運動しないとだから」
合わせた手から俺の顔を覗き込んできたのはずるいな、
「うん、決まり行く準備するから座って待ってて」
さっきの心配そうな顔から嬉しそうな表情に代わり準備をしに行った
なにがそんなに嬉しいのだろう外にそんな良いことがあるのかな
数分後
「準備終わりっと、それじゃ行こっか」
「なに準備してたの?」
「んーナイショ言ってからのお楽しみってことで」
「あ、悪い顔」
優は時々よく分からない。いきなり楽しそうに笑う
目にかかるほど長い前髪のせいかそれとも細く鋭い目のせいか不気味に見えるときがある
そんなことを思っていると公園についた
そこで優はいつの間にか持ってきたレジャーシートを広げ
こっちに来なよと言うかのように手招きする
「ここ星が綺麗に見えるんだ、寝っ転がってみてよ
俺前にここ知ったときビックリしちゃった」
そう言い今度は優しそうに笑った
寝転がってみると言った通り綺麗な星空が見えた
「綺麗、」
それしか出なかった
「よかった」
「ここに連れてきてくれてありがとう」
この時初めてこんなに空が広いことを知った
いつも新しいこと物をくれるのは優だ俺は優がいないとこの世界を知らなかったんだな...
安らかな瞳
君は何があってもその目をやめない
きれいな優しい目、
お金より大事なもの、
お金より大事なものはお金じゃ買えないもの
たった1つの希望、
希望は皆もってる
自分はもう希望はない
そう思っても自分が気づけない心の底で
希望を捨てきれない
希望が1つでもあるのならば
なんでもできる
その一つを諦めないのなら