だから、一人でいたい

心のひだ、1枚ずつ
かすり傷になって
…いずれは血が流れる

見えない血…

周りには理解されない
ことの寂しさ…苦しさ
が募って

涙が止まらない

もう…
一人でいたい

もう、わたしを
悪く言わないで
傷つけないで

胸がいたい
とっても痛い

くるしい

ひどいこと言うなら
近づかないで

もう
人がこわい
信じられない

澄んだ瞳

綺麗で繊細なあなたの
澄んだ瞳で見つめられると…

胸の鼓動が早くなるの…

ときめいて…

嵐が来ようとも

そんな風に思ったことは
ないけど…

嵐がきたら、こわくて
こわくて…不安で
落ち着かない…

でも…

まず、
大切なものや大切な人を
守りたい

そうおもう

お祭り

子供の頃はお祭りが好きで
…金魚すくいや綿菓子や
焼きそば色々楽しんで
いた記憶がある…

花火がバチバチと鳴り響き、
一瞬で花が咲いて…
一瞬で散っていく

何度も何度も…
ひたすら見ていた

目を輝かせ…

いまは…
花火の音さえ
うるさく感じ…
耳を押さえ…

聞きたくないの…
胸がいたいの

やめて

音に敏感になって
しまったの。

神様が舞い降りてきてこう言った

神様と向き合うきもちに
いまはなれないの…

神様がごめんなさい
ごめんなさい

わたしは足早に逃げて
いった

暗い部屋で目をひたすら
瞑って…

神様を感じないように
逃げるように

でも

神様はひとこと
言った…

そのままでいいのよ

静かな声で…

ありがとう…
こんな淀んでるわたしの心を
受け入れてくれるのは
神様だけ

涙涙涙…

涙涙涙…

胸がいたい…

神様…ごめんなさい
ごめんなさい

わたしがいてごめんなさい