君の奏でる音楽、パンパンスパパン、パンスパンパン。

麦わら帽子のつばは広ければ広いほどいい。

「ここが終点かぁ。思ってたより広いですね！緑を基調とし高さもあるし。ね、先輩！」「あぁ、そうだな。途中ヤギに追い剥ぎされたときはどうなるかと思ったけど無事についたか。」「あんな獰猛なヤギ僕初めて見ました。あっ、あそこにウニクロがありますよ！服買いましょう！」「法律違反の瀬戸際だしな。リラオあるかな。」ギィィイイ「ここのウニクロは木の扉なのか。」「建てつけ悪いですね。僕が直しておくので先に見てきてください。」「まったくお前は悪い建てつけを見たらすぐこうだ。早くしろよ。」「気になるじゃないですか〜。すぐ終わらせますよ！」トントンカチカチトントンカチカチ「いらっしゃいませ〜」「いらっしゃいませ〜」「いらっしゃいませ〜」「いらっしゃいませ〜」「いらっしゃいませ〜」「すみません、リラオはどこにありますか？」「リラオですね！こちらにございます！」右に3歩、左に14歩、西の方向に5歩、19時の方向に9.7歩。「こちらでございます！一分丈から十五分丈まで豊富に取り揃えております！」「ありがとうございます。では七分丈をください。」「oh！大変申し訳ございません！ただいま七分丈は欠品しております！」「分かりました。では三分丈をください。」「ありがとうございます！」「先輩〜！」「やっと終わったのか」「もうばっちしです！ところでリラオは買えましたか？」「今会計してるだろ。あ、履いていくんでタグ取ってください。」「かしこまりました〜」「ありがとうございました〜」「た〜」「た〜」「た〜」「た〜」スンッスンッ「お、開閉がスムーズになったな。」「先輩、丈短いですね。膝小僧が2つでてますよ。」「七分丈が売り切れてたんだ。」「え？なんて？」「七分丈が売切れてたんだ。」「……あはは！先輩ったら！ところでお腹空きました〜」「たしかに、じゃああの目の前のヨネダにでも入るか。」ギィィイイ「かなり悪い。ここの建てつけ。」「またかよ。明日にしよーぜ……！？お、お前は！！！！」メェェエエエエエ！！！！　　THE END

また忘れちゃったな。前回のお題思い出せないな。昨日の晩ごはんだって思い出せないもんな。そんな時に『上手くいかなくたっていい』ってお題はありがたいな。ありがたいワニ、アリゲーターだな。

北風と太陽のターン制について考えていたら終わっちゃった。こうなることが最初から決まってただなんて微塵も思っちゃいない。自分を信じていたから。