『もしかして同情してる?』
「してないし!」
『え〜ほんとかな♪』
「なんでそんな楽しそうなわけ」
『え、楽しいからでしょ』
「だから...楽しくしてる意味が分か...」
『もう分かった?フフ笑』
『おやすみ』
「...」
『お姉様どうして葉は枯れていってしまうのですか?』
「枯葉は生き抜いただけですよ」
『じゃあ、人も同じなのですね』
「...」
『違いますか?』
「普通の方々とは違うかもしれませんね」
『普通とは?』
「だって、私たちはずーっとここに、ここの指事に従って生きねばならないのですよ?」
『それのどこが...こんなに立派なところにですのに』
「私は自由の方がずっとよかったです...」
「枯葉のような人生、退屈だよ」
『あっ...!いま、人が海に!』
「....」
『助けないと...でも...この姿、見られたくない』
「...ゲホッ...!」
『あぁ...潜らなきゃ...!』
「ん、...君は...」
『あ、えっと...!』
「その足、ひれ?」
『え、ちっ違います!あの.これは...』
ーー逃げなきゃ
ー変なの ー何それ ー気持ち悪い
「待って!」
『放して!!!!!』
「......綺麗だね」
『...え?』
『きいちゃんはわたちの1番の友達だね!』
「1番...お気に入りってこと?」
『うん!』
『きーいー、早く帰ろ〜!』
「ねぇ私はおうちゃんの1番のお気に入り何でしょ?」
『お気に入り?あぁ~なんか小さい頃言ってたっけ』
『今言ったら親友って意味でしょ?多分』
「そっか...ならよかった」
『?』
「バァーン(撃」
「さよなら私のお気に入りさん」
『誰よりも!努力してるのに...頑張ってるのに!』
「ホントウニ?」
『そうに決まってるでしょ...!』
「ソウ...ナラガンバッテネ」
『もう疲れたの!でも...!悔しいの...』
「モウアキラメルンダ、ヘェー」
『諦めるなんていってないでしょ...』
「ジャアガンバレバイイジャン」
『っ...!あんたいい加減に...!』
「ムクワレナイノハワタシモイッショ」
『え?...待って、アナタ、ダレ?』