あなたに出会えたことは奇跡だよね。
お父さんに出会う前に別の誰かに会っていたらあなたには会えなかったでしょう。
おじいちゃんおばあちゃんが別の場所で暮らしていたら、ご先祖様がこの地に住まなかったら。
ひとつでも、何かを見落としていたら、きっとあなたに巡り合うことはなかったのでしょう。
今のこの人生であなたに会えたことを心から感謝しています。
自分は愛されていたのかしら。
生まれてから今まで愛されていたのかしら。
なんだか泣けてくる。こんなときにまで愛されていたのかどうかが気になるなんて。
幼い頃は年の近い弟たちに親の目を持っていかれたし
青春と言われる頃は周りのきれいな子達に好きな男の子の視線を持っていかれた。
結婚してからはそんなこと考える暇もなく子育てに自分の目を注いだ。
子どもが巣立ったら旦那さんの目は自分の世界にしか輝かない。
今私は静寂の真っ暗な中にひとり。
こんなときに自分が愛されたかを考える時間ができたなんて。
きっと愛されていたよね。だって
みんな泣いてる。。
また明日ね。
そう言って明日も会えるかどうかはわからない。
最近地震や自然災害のニュースを見ると
しみじみおもう。
ずっと幸せが続くことは
すごい奇跡なんだなぁって。
別れがいつになるかはわからない。
だから気持ちを込めて
また明日ねって笑って手を振ろう。
天気予報は雨なんて言ってなかった。
なのに今の私は雨に打たれながら雨を避けられるスペースを探して速歩きしてる。
通りのお店の軒先にお邪魔しよう。雨が晴れるまで。
お花屋さんみたい、濡れた髪や服をととのえながら中を覗く。ひまわりやバラ、ガーベラ、かすみ草、あとなんだろう知らない花がたくさん。きれいだなぁ。。手入れも大変だよね。。あ、
目の前を店員さんが通った。こっちみてる。じゃまになったかな?
すみません、の意味で軽く頭を下げた。
店員さんはニコッと笑って指をまぁるく。おっけー。だって。なんか可愛いなぁ。
じきに雨がやんだ。名残惜しいけど店をあとにした。
天気予報は雨なんて言ってなかった。
でも占いは、嬉しい出逢いがあるかも!だった。
汗だくの日々から急にやって来る過ごしやすい秋。
タオルケット一枚がやめられなくて風邪をひく。
食べ物が美味しくなって食べすぎてお腹を壊す。
急にヨガとか始めて筋肉痛になる。
毎年こんな感じで秋はすぎていく。