京野琴美

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12/21/2024, 10:32:39 AM

大空見上げてため息一つ
今日こそ星空見たかったのにね

電線で区切られた空が私の大空
誰がなんて言おうとこれが大空

大空の下をトコトコ歩く
目的地のない散歩は楽しい

浮かれた街と浮かれた人々
大空見下ろす年末の日々

月が輝く夜の大空
君と二人で月見酒

ビルの屋上抱き合う二人
大空以外は誰も知らない

12/20/2024, 10:42:24 AM

便りを待ちかねた子供の頃
電話のベルの音に駆け寄る

サンタじゃないって知っていたけど
ベルの音鳴らすあなたを待ってた

ベルの音鳴らして駆け込むあなたの
頭の上に白い雪

ベルの音鳴らしてサンタになるから
あなたも私のサンタになってね

カランとベルの音がする度
あなたかしらと見回す私

12/19/2024, 10:27:01 AM

とうに慣れたわ寂しさなんて
あなたの背中見つめ続けて

あなたの寂しさ埋めるピースが
私のカタチをしてたらいいのに

寂しい同士が寄り添いあっても
寂しさだけが降り積もる

色んな感情通り過ぎて
寂しさだけが隣にいるの

あなたの前で見せた涙は
寂しさからなの気づいてた?

胎児のように丸まって寝る
寂しさが少し紛れる気がして

12/18/2024, 10:25:48 AM

冬は一緒に食べたいね
こたつに入って熱々おでん

帰り道冬は一緒がいいんだよ
誰も気づかないから君の手握れる

冬は一緒に寝たいのだけど
するりと逃げてニャンと鳴く君

寒い冬は一緒にいよう
微かな温度を分け合いながら

12/17/2024, 11:33:57 AM

内容の濃い話ばかりじゃ疲れるから
今日はとりとめのない話をしてみませんか

とりとめのない話をするのが好きよ
何でもない今を積み上げるから

ビール片手に四方山話
とりとめのない話をツマミに呑む夜

とりとめのない話を続けることで
生み出されるのがきっと思い出

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