今日も、精一杯生きました。
本当に本当に精一杯生きてたら、ガス欠起こしたので今は程々に精一杯生きてる、今日がまた終わっていく。
今日にさよなら。
今の私のお気に入りは、某コーヒーメーカーの出してるスティックのカフェオレ。
でもルイボスティーも好きだし焙じ茶も玄米茶も緑茶も好き。
それを注ぐ白いカップもお気に入りで――――つまるところ、家でお茶を飲んでる時間がお気に入りなのだ。
誰よりも何よりも憎らしくて大好きな貴方に、ホットミルクとティーカップの受け皿にチョコを渡す。
研究漬けで世間に疎い貴方は、チョコ? と不思議そう。
ホットミルクに溶かしたらホットチョコになるわ、と私は済まし顔で勧めてみた。
それは美味しそうだと早速ホットチョコを作り出す貴方。
知らないでしょう? その小さなチョコに込めた思い。
誰よりも何よりも愛してる、って、恥ずかしくて言えないから。最近流行のお祭りに乗せて。
『安心して。そうは悪くなってないから』
今朝ポストに投函された手紙には、一行だけ、そう書いてあった。
差出人は"10年後の私"。
洒落が効いた悪戯だと思い、気に入ったので取っておくことにした。
10年後、手紙のタイムマシンが発明されて、過去に手紙を出せるキャンペーンが始まった。私は、面白そうなので自分に手紙を出すことにした。
手紙を投函してから、そういえば、"10年後の私"からの手紙を貰っていたことに気付く。
あれはこのときの、と合点がいった。
さて、どこにしまったか。
一週間前ぐらいから、職場の義理チョコを漁りにデパートの特設会場を見回るのがお決まりのパターン。
そして人混みに揉まれつつ上司と同性のお世話になってる先輩方にはそれぞれ一人一箱ずつ、同僚には分けて食べられるポテチのチョコ掛けをまとめて一箱分買う。
後は家族と自分の分。
気楽な気持ちで混んでいる場所を避けて、狭い特設会場内をゆっくり歩く。花型、惑星チョコ、キラキラしたチョコレートの中身や箱が所狭しと並んでいて、目が回りそう。
今年の自分用のチョコは、会場の片隅にあったマーガレットの小さな缶入りチョコにした。
ああ、バレンタインが楽しみ!