玄関の扉を開けて一瞬
金木犀の微かな香りと
澄み切った青空
あの日の純粋な子供の心を思い出した
凝り固まった私の心を
すっきりと変えてくれた
"秋晴れ"
好きだった人に恋人ができました
他の人の目なんてひとつも気にしてないみたいに
初めから恋人同士だったみたいに
私の前で恋人してる
あれ、もう諦めたはずなのに……
私、まだ好きなのかな
あなたの顔ばかり頭に浮かんでくる
"忘れたくても忘れられない"
いつの間にか寝ていた
疲れきった顔に
雫がひとつ、光っていた
窓から差し込む光は
昨日のことなんて何も知らなかったように
優しく今日を照らしている
"やわらかな光"
さみしいの?
辛いの?
怖いの?
怒ってるの?
諦めてるの?
私が笑顔にしてあげるから、
大好きだよ