「私、おにーちゃんと結婚する」
そう言って、妹の美優が差し出したのは、お花でできた指輪をくれた。
きっとこの日々で、長くは続かないだろう。
だから、この指輪も、時間も大事にしたい。
俺は、時間を止める超能力を持っている。
いつもは、テストでわからない問題があった時や、遅刻しそうなときに使っている。
俺にも、好きな人がいる。
ある日、その人が車にひかれそうになったのでいつもどうり「時間よ止まれ」と言ってひかれそうなところを、助けた。
終わり。
今日、彼女にプロポーズしようと綺麗な夜景が見えるレストランに生きました。
でも、プロポーズをする前に別れようといわれ、別れてしまいました。
彼女は病気で、俺を残し死ぬのが怖かったらしいです。
それでもいいから、結婚しようと伝えたら泣きながら、OKしてくれました。
その後は妻の病気は、どんどんよくなっていき、今は元気に暮らしています。
あの時、諦めずにプロポーズをして良かったと心から思います。
数年前、母が病死した。
私には父がいなかったから、遠くの親戚に引き取られることになった。
その親戚に引き取られてからは、地獄の日々だった。
虐待に近いことをされたり、遊ぶ暇もなく働かされた。
毎晩、つらくて泣いていた。
そんな日々が数ヶ月をすぎた頃、花畑の夢を見た。
そこには、母がいて私を見て微笑んでいた。
それをみて、私は泣いてしっまた。
その夢をみて数日がたつと、私は、おばあちゃんの家に引き取られることになった。
おばあちゃんは、私にとても良くしてくれた。
きっと、あの時夢に出てきた母は辛い日々の終わりを教えにきてくれたんだと思う。
女で一つで育ててくれた、母とおばあちゃんには、とても感謝してる。
ありがとう。
俺の彼女は、心をやんでいる。
小学生の頃、いじめにあっていて信じられるものがなかった時、俺と出会った。
今も、彼女の心の傷は癒えていない。
今日も、君からのLINEが来る。
それを見て、俺はまた涙する。