大事にしたい
ちょっと前に、似たようなこと書いたから、全然違う話。
今日たまたま立ち寄ったブックカフェにて、占いをしてもらってる若いお嬢さんを見かけた。
何にお悩みなのかは分からなかったけれど、深刻な表情で占い師の方のアドバイスに耳を傾けておられた。
恋かな、家族かな、健康、それとも職場の人間関係とか友人関係、はたまた人生全般かな、なんて。
こちらで勝手に憶測しながら通り過ぎたわけですけど。
悩む、悩むよね。
真面目に生きてても、不真面目に生きてても。
男だろうが女だろうが。
老いも若きも関係なく。
キラキラ歌ってるあの子達も、ギラついた眼で街を練り歩くあの方達も、遠距離恋愛の恋人達も、片思いが実ったとしても結局いつか何かで悩む。
「今の自分は過去の自分が作った」わかってはいるけど、そんなこと言われたらお手上げです。せいぜい同じ間違いをしないように生きるのが精一杯。
特に恋愛なんてこの歳になっても、いやおばさんだからかな、全然わからない。
お馬さんに蹴られるのだけは避けたいと思ってる。
さぞかし痛いでしょうから、ね。
end
時間よ止まれ
もう何年も前ですけど、ある映画を観に行きまして。
当時大人気だったんですが、ピークは少し過ぎていたこともあり、会場は小さめで人もまばらでした。
後ろの方の席に座り、即座にマナーモードに切り替えました。
感動する映画で、後半になるにつれ、みんな泣いてます。鬼の目を持つ私も泣いてました。
そして迎えたクライマックス、幻想的な音楽が流れ主人公が口を開こうとしたその時
ビビビビビ‼️ビビビビビ‼️
鳴り響くアラームが。
私のスマホです。
戦慄が走る瞬間。
(誰だよ)
(鳴らすんじゃないわよ)
(1番いいとこなのに台無しじゃないか)
口には出さぬが背中が語ると言いますか、中にはあからさまに振り向く方もいらっしゃって。(うつむく私)
別で用事があって、忘れないように仕掛けたアラームを解除し忘れてました。(猛省)
その後の内容なんて、ほぼほぼ覚えてません。いつもは最後まで楽しむエンドロールも主題歌が流れると同時に、逃げるように映画館を後にしました。
暗闇の中、バッグの中で光るスマホの電源を切るまでのなんと長かったことか。
忘れられません。
願いが叶うなら、時間よ止まれ、
後方席に座っている私を出口に1番近い席に移動させるから。
ちがうか。
スマホの電源を切るから、ですね。
end
夜景
夜景には、たくさんの思い出が詰まってます。
若かりし頃、大都会に住んでいた私は、当時遊んでいた友達や彼氏がよくドライブに連れていってくれました。
田舎者の私にとって、東京タワーを目の前に首都高を走るのは本当にドキドキして。
さながら自分がドラマの主人公にでもなったかのような気分。(異論は認める)
どこを走っても車のライトと橙色の街灯が照らしあい、少し横を向くとひしめき合うオフィスビルの室内灯が星の数ほど瞬いて、本当に綺麗でした。
免許を持った今の私なら、自分でハンドルを握って、窓を開け都会の風を浴びながらドライブするでしょう。
まるで映画の主人公にでもなった気分で。(異論は認めるってば)
今住んでいる所でも、夜景スポットと呼ばれるところは多くあります。
恋人の聖地と呼ばれてたりね。
でもコレ、全国各地にありますね。
🔓取り付けて、願い事したり。(懐かしい!)
思い出しついでに、願い事しちゃいましょうか。
世の中の思い思われる人達がみんな上手くいきますように。
あ、ついでに私のもお願いします、ついででいいんで。
end
てゆうか、まじでインドですか?
ヴァつすぎ💢
花畑
普通に生きてるだけなのに、
普通に生きてきたせいなのか、なんの価値もない自分が浮き彫りになった時、今まで何やってたんだって自分を責めてしまう
そんな時の回復ツール
閑静な住宅街に佇む洋食専門店のハンバーグより、いつものファミレスのハンバーグ(包んで焼いてくれてたらなお良い)
ガラスのショーケースに入った高価なバラより、無造作に束ねられた少し元気のない子達
流行りのパンケーキより、昔からある喫茶店のおじいちゃんマスターが作るトーストモーニング
人で賑わう観光名所より、一人で行く美術館巡り
ワンコインでお釣りが返ってくるノーブランドの小さなネイル
それよりお高い香水は、もう5年以上のお付き合いだけど全然飽きなくて
あとは何かな
プラダは着たことないけど、代わりにアン・ハサウェイに着てもらってるし
花畑なんて通らないけど、いつもの海沿いドライブが心地いい
気づけば私には好きなこと、好きなものがこんなにあって、多分探せばもっと出てくる
いろんなことへの感謝を忘れてたかもしれない
書いてるうちに、少ししおれて元気のなかったあの子達が上を向き始めた
原点回帰
私も上を向かなきゃね
実は
なんだか行く気になれなくて
サボってたジム通い
霞んだ月と一緒に
重い腰上げ行きますか
好きな音楽聴きながら
時代遅れのイヤフォンで
end
空が泣く
そこにいるのが当たり前のように照らしてる
夏は強く激しく
冬は優しくじんわりと
いつも変わらず照らしてる
そんな君の顔に表情をつけるとしたら、ほとんどの人は笑顔を書く
それほど君はいつも明るく笑ってるイメージなんだ
そんな君にも泣きたい時はあるだろう
私もそう、みんなそう
つい我慢してしまうけれど、一人になれば泣いてしまう
今にも泣きそうな空
雲に隠れて
何処かで泣いてるんだろうか
いっぱい泣いていい
無理に笑わなくていい
今度は私達が変わらず待っている
どうせ君なしではいられない弱い存在なんだから
end