星空の下で
いつも下を向いて歩く癖が抜けない私はきっと、夜空に星があることに気がついてないと思います。
綺麗な月が出ている日って、「今月はなんとかムーンです」なんてニュースにもなるけれど、その周りに、いつも通りに点在している星達にはライトが当たらない。
月が細くなっても半分になってもまんまるになっても、星達は変わらぬ姿でひっそりと彼らなりに照らしているのに、です。
「俺たちは気まぐれで大きさや明るさを変えたりしない、俺たちの生き様だ。」
なんて主張しているみたい。(いや、月も気まぐれでやってるわけではないけれど)
なんだか、星達の強い志に武士道を感じます。
「気分で何度でも姿なんか変えてやるわ。」と思ってる私なんぞ見習わないといけない。
そう言えば、月は月で昼間も出てますね。
あの主張の激しい太陽に文句一つ言わずに、それはそれは静かに。「あんたが沈めばあたしの出番よ!」と虎視眈々と狙っているのでしょうか。
それはそれで、怖いような。(夜明けとともに、猛烈なアピールされますけどね)
ブレにブレる根性なしのクセに、自己顕示欲の塊の私にあなた方の強い武士道の精神を与えてください。
星空の下で、星にも月にも太陽にも願いを込める強欲な私です。
願いなんて届きそうにないですね。
反省するようで、しないend
それでいい
かの有名な落語家、故立川談志さんが、若い子から生きている意味について問われ、
「死ねないから生きてるんだよ」
と、答えたと言います。
その通りだと思います。
1週間に3、4回ほどジムに通っている私ですが、「なぜ、こんな事をやっているんだろう」と思いながらやっているのが正直なところです。
:体型が変わった(良い方に)
:気分転換になる
:暇な時にちょうどいい
:セルフ美容も出来る(悪あ◯き)
当然、こんな利点もあるのですが、それでも毎回思ってしまうんです。
それなのに、なぜ通うのか。
年齢的にいうと、私があの世に行くまで、まだ年数がありすぎます。私はどちらかというと痩せ気味なので、以前の「ただのミイラ」状態より、少しは「骨太のミイラ」で逝きたいと思ってます。(骨太のミイラも結局ただのミイラ)
輝かしい未来の自分を想像してジム通いするのがほとんどの方だと思うのですが、私はあの世へ行く時の自分を想像して通っている。
完全に後ろ向きです。
いや、体型を整えてから逝きたいという願望があるので、前向きな後ろ向きです。
自分で言ってて、どうでもよくなってきました。
いいんです。
今のままで、それでいい、ということで。
「骨太ミイラであの世へGO(古)」
これを信条にジム通いします。
end
一つだけ
「一生のお願い!一つだけお願い、ね?」
と言う文言をどれだけ使ったことがありますか?
私なんか、そりゃもう数えきれないほど使ってきました。子供時代なんて、会話のほとんどがこれではないでしょうか?(昔から図々しかったんです)
流石にこの歳になると、使うことがないですけど。と言うより、使うのが恥ずかしい(可愛くない)のと、一生のお願いなんて言ったと同時に「嘘つけ!」と、言われるに違いないから。
でも、この場所は誰に言うのでもなく、好き勝手に書き散らしていい場所。
一生のお願い事をしてみようじゃないか。
そうとなれば、
「生まれる前に戻って人生やり直させて欲しい」
これにつきます。
ここで「世界平和」とか「愛する人たちが幸せになりますように」とか言えればいいのですが、そんなことを言うような人間なら、最初から人生やり直したいなんて願い事はしなくていいはず。
でも、考えてみたらこの一生のお願いを受け入れてくれる人って、お空の上の偉い方しかいないですね。
お願いする前に、いつどこで会えるのか?って話ですね。
現実を見よう。
ならば、
「現在同時多発中の口内炎を速やかに治して欲しい」
これにします。
飲食しんどいend
大切なもの
って、ありますよね。
例えば?って言われても困るぐらいあるんです。
そりゃここに書けるものから、書けないものまで。
え、教えて欲しいって言われても、そんなこと人様に言うほどのものではないですから。
書けないことってなんだって?
そりゃ書けないんですから、言うわけがないでしょう。
とはいえ、こんなことをいつまでも言っていてもいけませんね。
代わりと言ってはなんですが、あなた様の大切なものを書いてくださればありがたい限りです。
ではどうぞー!
人任せend
エイプリルフール
普段、日常に笑いのない生活を送っている私としては、こんな日を設定する必要ないのでは?と思ってしまうのですが、いかがでしょう。
「嘘をついてもいい日」
悩むなあ。
「嘘ついても許してやるから、言ってみ」とか言われてもなぁ。
どんな嘘をついて驚かせてやろう、なんて悩むほどのことでもないし。
でも、せっかくだし。(せっかくの意味謎)
使わないと勿体無いし。
(期限付きのチケット的な)
かと言って、
「明日、王様と結婚することになりました。」
て言っても、ピクリともしないでしょうし。
難しいもんだなぁ。
「嘘をついてもいい日」につく嘘って。
なんだか性に合ってない気がします。
今年は無理みたいなので、来年の今日には、あっと言わせるような大掛かりな嘘をつくことを誓います。
あ、出来た!
(チケット使い切った)
end