なぜ、こんなことをしているのか
とうに疲れ果てた 泳ぐには広すぎるセカイ
鮫や鯨は容赦なく巨体や牙をむきだし
鰯の群れは通り過ぎるばかり
それでも、自分という存在証明をしたくて
承認欲求ばかりが餓えていく
他にもセカイは広がっていた
泳がない選択もあったのだ
それでも、僕はこのセカイで生きたかった
なぜ?なぜ… なぜだろう
………そうだ
君が言ったんだ。
「ソラからみまもっているから」って
#あなたに届けたい
「 」ここに何を入れたい?
ありきたりな「汝隣人を〜」
それもよい
親 兄弟 恋人 友人
全て良いのだろう
しかし、最後には自分かもしれない
断言できない…
言えるのは何を入れても
クウハクダ
#I LOVE…
私はあなたが嫌い
周りに微笑みかけるでもなく 手伝ってあげるでもなく
すました顔でツンと陽の光を独り占めしてるあなたが
誰もしない花瓶の水を変えるあなた
物を無くした子の机にこっそり届けてあげるあなた
冷たくとも大事なことを言ってくれるあなた
貴女が嫌いです
私は君が好き
どんな人にも隔てなく接し 自らの時間を削り
周りにあたたかさを分け与える君が
窓際に綺麗な華を活けてくれた君
泣いてる子を慰めた君
思い悩みながら真っ直ぐに想いを伝える君
君が好きです
本当はその優しさに憧れます
#優しさ
どろりとからだにまとわりつく
水の中より動きづらい
雪の中より重い
この甘美な夜が続いて欲しい
ふわふわの羽を休めるために
動き続ける歯車を止めるために
あぁ朝日はこないで
みずからとざす勇気もないくせに
安息の闇を祈ぐ
いつの間にか顔をうずめて
おやすみ愛し子 良い夢を
#ミッドナイト
掴んでみたい
目にしか見えない細い イト
私の指をすりぬけしらんぷり
あたたかい感触だけがそこにあった事を証明する
切望の白はどこにでもあった
姿を歪にしても 掌に跳ねても 変わらぬ温度で
窓の隙間から 木々の間から ビルの間から
あぁそうだ。雲間からみえるそれの名前を知ってる?
Angel Ladder
あれ?違う₺၈になっちゃった
#逆光