NoName

Open App
3/25/2023, 10:18:29 AM

《好きじゃないのに》
私の幼馴染みはすっごい優しいの。
私「(泣)」
幼馴染み「はい。ハンカチ。なんかあった?」
私「私の彼氏が浮気してて、、、グスッ もう意味分かんない(泣)」
幼馴染み「、、、そっか。気が済むまで僕のそばに居ていいよ」
私が泣いてる時は無理に理由を聞かず、優しく寄り添ってくれた。
私「だから、!私は知らないっつってんの!!」
幼馴染み「どうしたの?」
私「うるさい!あんたには関係無いでしょ!!」
幼馴染み「ごめんね。また落ち着いて、話したいって思ったら話してね。一人で抱え込まないで。絶対僕は味方だから。」
私が理不尽に怒っても言い返すことなく、そばに居てくれた。
私「ねぇ、私のこと好きなの?」
幼馴染み「え?うん。好きだよ。あ、友達としてね。」
異性としての“好き”じゃないのに優しくしてくれるの?どうして?
私「好きじゃないのに優しいね。」
幼馴染み「う~ん、、、そうかなぁ~。でもね、幸せになって欲しいんだ。みんな一緒のスタート地点なのに幸せな人と不幸せな人がいたらなんか変じゃん?だからみーんなが幸せになって欲しいんだ。」
私「でも、みんなの幸せばっか考えてたら自分は?」
幼馴染み「僕はいいの。」
よくない。いいわけない。もう限界なのにみんなが幸せならいいって自分に言い聞かせてるんだ。
私「よし、決めた!」
幼馴染み「?何を?」
私「私があんたのことを幸せにしてあげる!“幸せな人と不幸せな人がいたらなんか変”なんでしょ?」
幼馴染み「っ!ふふっ、そうだね。ありがとう。」
あんたのことは異性として好きじゃない。でも、でも大好きだから

3/24/2023, 11:39:37 AM

《ところにより雨》
残念なことに俺達の住んでいる地域は雨。昼から部活がある。昼からはせめて曇りがいい。練習場は体育館だけど、この雨の中カッパを着て行くのはごめんだ。
俺「あ~あ。晴れねぇかな~」
早く雨よやんでくれ。と空に向かって祈ってみる。 トントン
誰かが扉をノックした。
俺「は~い」 ガチャ
妹「おにーちゃん?」
こいつは8歳年下の妹。大分離れてる。俺が14だからこいつは6だ。
俺「何?用事?」
妹「てるてるぼうずつくろ?」
てるてる坊主!? この歳でてるてる坊主を作るのか?
俺「何でてるてる坊主?」
妹「だって雨がやんだらおにーちゃんぶかつ行けるでしょ?」
なんだよ。こいつ。優しすぎんだろ。
俺「いいよ。ただし、一人一つな。母さんに怒られるから。」
妹「わかった!じゃあティッシュもってくる~」タタタタ  そして妹の持ってきたティッシュでてるてる坊主を作る。輪ゴムで止めて・・っと。あとは顔を描けば、、完成。我ながらいい感じに出来た。
俺「よし。リビングに貼ってこい」
妹「は~い。ありがとうおにーちゃん!」タタタタ
お昼は曇りどころか晴れになったんだとか。

3/23/2023, 11:34:01 AM

《特別な存在》
私にとっての特別な存在はRちゃんです。同姓愛者の私を優しく暖かく受け止めて、向き合ってくれました。私が告白をして、「少し考える」と言われ、気まずくなったのに、いつもどうり趣味の話で一緒に盛り上がってくれました。私がどれだけ甘えても、嫌な顔一つせずぎゅっと抱きしめてくれました。とっても温かかったです。心を許している、この人は大丈夫な人だ、と安心している人にしか甘えられない私。皆の前では強がって甘えられない私。そんな私を抱きしめてくれました。
ごめんね。もう大丈夫とは言えないけど、私が皆に、自分に正直になれるまでもう少し甘えさせてね。ほんとにいつもありがとう。

3/23/2023, 6:22:44 AM

《バカみたい》
私が好きだった人は、
ガリ勉で、友達といつも楽しそうに笑ってて、テストで満点取ってて、学年1位で、生徒会にも入ってて、気付けば誰かと付き合ってて、結婚してて、子供が2人いて、家を建てて・・・・。そして、私と子供達を置いていっちゃった。完璧な人生なのに、ほんとバカみたい。そう思いながら出てくるのは笑いではなく、涙だった。