お気に入りの靴に
可愛いリボンのバッグ
フリルのスカートに
淡い色のマフラー
いつもの香水をつけて
家をでる
でもあなたはいないの
私のしていることは
意味のないこと
なのかもしれない。。
そんな時に聞こえる声
『今日はふわふわのマフラーですね
寒くなりましたけど、冬もあったかくしてれば
ほっこりしますよね。』
改札で見かけたって走って
息をきらせながから
話かけてくれるキミ
意味のないことなんて
ないのかもしれない
【意味がないこと】
あなたとわたし
世の中には色々なあなたとわたしがある
親友の関係
愛犬の関係
親子の関係
恋人の関係
夫婦の関係
あなたとわたしは儚い関係
[儚い]とは
人の夢と書く
あなたがわたしの横にずっといてくれる関係を
夢みる
あなたとわたし
儚く永遠の関係になりたい
【あなたとわたし】
1日が終わり自分タイムになる
夜のベランダにでてふぅーと息をはく
ちょっと前までは蒸し暑くて
セミが夏を終わらせるように鳴いていたのに
今はツンと鼻をつく冷たい風が
心地よい
夜空を見上げながら
あなたと同じタバコに火をつける
ふぅーとはく息は夜空の月に向かっていく
あなたのところまで行かないかと思いながら
苦笑いをしてまた息をはく
あなたが眠りにつく前にどうか
届け。。
【眠りにつく前に】
「永」ながく·とこしえ
「遠」とおく·えん
永遠の対義語
「一瞬」
「刹那」
あなたのそばにいられたら
けれどその願いはながく、遠い星に行くような
願い。
それでも
あなたとの時間は切ないけれど一瞬でも
大切にしたい。
【永遠に】
悩みの無い人なんてきっといない
ちいさな悩みでも大きな悩みでも
その人にとっては悩み
暗がりのなかでいくつかの出口の光が見える
1番近い場所の出口
少し坂道になっているけどキラキラ光って見える出口
遠すぎてちいさな穴みたいに見える出口
どれも出口
ずっと暗がりの中にいないで
自分の選んだ出口は信じて
出口の先はまだなにも決まっていないんだよ
あなたが作れる光の先の道
【暗がりのなかで】