いつか見た流れ星

流星群のニュースを聞いて
学校の体育館の倉庫からこっそり見ていた星

ひとつふたつ見えた記憶

今ならちゃんと
星に願って
叶えたい心の言葉をきちんと言えるのかな…

小さかった君の背中

すくすくぐんぐん大きくなって
とってもとっても誇らしい

それでもまだ心配しながら
出かける背中が見えなくなるまで
見送っています

今日も元気にいってらっしゃい！！

空の上…

ずっとずっと遠くて
どこにあるのかどこにいるのかわからないけど
ずっとずっと近くでいつも見守ってくれている

ある日は蜘蛛
ある日は蝶
ある日は猫
ある日は百足
ある日はなめくじ

いろんなものに姿を変えてこっそり様子を見守ってくれる
ほんとは分かっているけれど容赦なく追い出して、
でも翌日にはまた姿を変えてやってくる

ばれていること気づいてないのかな…
愛する空の上のみなさん、いつもありがとう
私はそう思うことで救われています

誰も知らない秘密

私の話を親身に聞いて
「その話は絶対◯◯には言わない方がいいから、私も一緒に◯◯には黙っておくね」
といって、信頼していた姉が数日後にその◯◯に話をしていた

なんで？
ほんとになんでだろうと思った

それからそんな事が何度かあるけど
真剣な話も人に話さないと言った秘密も
それすらわからなくなっているのなら

怖いなと思った

どんな事があった日も
朝がきて夜が明ける

とっても嬉しいことがある
とても悲しいことがある
いつもと違う眠らない夜

気がつけばぼんやりとした
静かな夜明け