「静寂に包まれた部屋」

闇夜の訪れと共に　静寂を連れてくる　部屋の明かりを灯そうとも　関係なかった　あなたがいない部屋で　あなたのぬくもりもなく声もなく　ただ時を刻む　音しかなかった　もともと無口な僕は　その音だけを　ただ聞いていた　あなたが愛おしい　あなたがいないだけで　これだけ時が長く感じる　会いに行く事すら許されない　そう思っている　誰か僕を助け出して　

「通り雨」

僕の元に来た雫たち　あなたの元にも訪れている頃　あなたは何をしてる？　雫たちと共に叫ぶ　この通り雨　僕たちに降り注ぐ　過ぎ去って　あなたの元に綺麗な虹がかかりますように
　

「秋🍁」

秋の香りがする　すべての感覚を　秋に集中する　今まで見えなかったもの　聞こえなかったもの　いろいろとあるけど　移りゆく季節の中で　君が笑っている　僕にはそれだけで充分です　秋と共に生きる時　すべてが愛おしくなり　君に対しては　もっともっと好きになる　

「形の無いもの」

形の無いもの　それは心　誰も見る事ができない　ただ、表れる　仕草や言葉　その他いっぱい　その時々で変わる　一瞬一瞬　縁によって変わる　

心に残る　心に染み入る　心軽くなる　心躍る　心模様は　あなたの色を奏でてくれる　メロディがあり　歌詞があり　言葉があり　すべてを繋げ　すべてを紡ぎ　すべてを包み込む　その芯に心　あなたと僕を結ぶ心　この音が響くなら　届くなら　あなたと共に　いざ行こう