真っ暗な闇から
次第に明るく色づき始め
光が眩しくなる。
いつかは、きっと、暗闇にも光が差す。
ゆっくりでも、時間がかかっても、大丈夫。
光は、ちゃんと照らしてくれる。
だから、闇に慣れ過ぎないで
光を嫌わないで
その、明るさが眩し過ぎて、逃げ出したくなるけど
暗闇に閉じ籠りたくなるけど
光を求めて
あったかくて、やさしい温もりが待ってるから。
振り返れば、色んなことがあった気がする。
怒ったり、泣いたり、笑ったり、
頑張っても上手くいかなかったり、
怪我をして痛い思いをしたり、
些細な事で八つ当たりして喧嘩したり、
色んな場所に出かけたり、友達と遊んだり
楽しかった事も沢山あったのに、
どうして、楽しい思い出よりも、
嫌な思い出の方が記憶に残っていて、
すぐに思い出せるんだろうなぁ。
嬉しかった事や楽しかった思い出が色褪せて
悲しかった事の方が憶えていて、胸が痛くなる。
生きてると、楽しいばかりじゃなくて、
辛い事の方が多かったり、
疲れちゃったりする事もあって、
訳もなく泣きたくなったりするけど、
いつか、頑張ってる事も、その感情も
報われる日がきたらいいなぁ。
そんでもって、来年は、
もっと、楽しい一年にしたいな。
君がくれたから好きじゃないみかんも
好きになれそうな予感がする。
小さくて、甘酸っぱい、淡い恋心も君に投げ返せたらいいのにな。
そっと、口に含んだ一口は、甘いけど、酸っぱくて
なんだか、幸せな味がしたんだ。
#__みかん__
変わらないものなんてあるのかな。
変わってないように見えて、どこか微妙に違っていたりする。
逆に変わりたいと思うほど、なかなか、変われなかったりする。
でも、変わりたいって、その気持ちを持った時点で
すでに変わっているんだと思う。
変わらないようで変わっているものは
たくさんあって、
その中でも変わらずにあるものは、すごいことなんだと思う。
#__変わらないもの__
キラキラ輝いて、
降りしきる雪が綺麗で
眩しくって、
綺麗すぎて、
だんだんと歪む視界は、
涙で滲んでぼやけてゆく。
零れ落ちる雫と一緒に溢れる想いが胸を締め付ける。
"逢いたい"
叶わないと知りながら
逢えないと知っていながら
願ってしまう。