11/4/2024, 11:32:00 AM
「哀愁を誘う」
木枯らしが吹く
小さな公園の片隅
錆びたブランコが
キーキー揺れる
哀愁を誘う
その眺め...
このブランコに
可愛いあの子を乗せて
手が痛くなるまで
押して遊んだ
一人で来るには
思い出が多すぎて
寂し過ぎる場所...
11/3/2024, 10:44:49 AM
「鏡の中の自分」
いつも何気なく見ている
鏡の中の自分は
本当に自分自身なのか?
私をそっくりそのままコピーした
AIだったらどうする?
私の仕草を真似しながら
入れ替わるチャンスを今か今かと
うかがっているとしたら...
三面鏡に映る
無数の自分を見ていると
その中の一人が
ニヤリと笑ったような気がした
11/2/2024, 12:47:06 PM
「眠りにつく前に」
眠りにつく前にいつも思う
全部が同じようで
何かが少しずつ違う毎日
かけがえのない日常
その中のどれか一つでも
欠けてしまったら
私はきっと...壊れてしまう
私も、その日常のひとつ
だから...明日もがんばって生きよう
11/1/2024, 10:56:03 AM
「永遠に」
もしも
永遠に一緒にいられたら
ずっと安心して過ごせるのにね...
貴方が先に
あっちの世界に逝ってしまわないか
時々すごく不安になる
絶対に私が先がいい...
10/31/2024, 11:22:53 AM
「理想郷」
例えば...
肉体を脱ぎ捨てて
魂だけの存在になったら
苦しみも悲しみもない
幸せな世界に行ける
そこは綺麗な花が咲き乱れ
人々はみんな優しさに満ち溢れ
争い事も憎しみ合う事もない世界
そんな理想郷が存在するとして...
それを信じて
必死に生きてみたとする
いざ魂だけになった時
信じた世界が全く違ったら
私は、たぶん立ち直れない...
だから言い聞かす
″そんな、都合のいい世界は無いんだと...″