9/25/2024, 10:44:13 AM
「窓から見える景色」
この窓から見える景色は
変わらないと思い込んでいる
私を取り巻くこの世界は
変わらないと信じきっている
でも、いつか
窓の外もガラッと変わって
私の周りも全部変わって
嘆き悲しむ時が来るんだろうなぁ...
いつまでも
この景色に安心してちゃいけないな
9/24/2024, 10:59:07 AM
「形の無いもの」
私は形の無いものを
すごく欲しがる
自由、愛情
幸福、希望...
苦しい日々の中では
気付かなかったけれど
ふと立ち止まった時
不確かで温かいものに
包まれて生きている事を知った
いつの間にか
両手にしっかり握りしめていたんだ...
9/23/2024, 11:26:59 AM
「ジャングルジム」
ジャングルジムの1番上の
四角の中に入りたくて仕方なかった
空にも手が届くんじゃないかと
思うくらい高く見えた
初めて一人でのぼった日
1番上の四角の中でラムネを食べた
イチゴ味の甘酸っぱさが
口いっばいに広がって
夕焼けを見ながら
天下をとったような気すらした
まだまだ幼かったあの頃の私は
真っ白で素直に生きていた
9/22/2024, 10:14:59 AM
「声が聞こえる」
私は地獄耳である
自分の事を言われると
すぐにわかる
小さい頃に身につけた
私の変な技だ
コソコソ...声が聞こえる
″あの服はないよねー笑″
好きで着てます、この服!!
それが何か?
最近、気にせず
歩けるようになってきた
どーでもいい人の
どーでもいい批判なんか
どーでもいい...
″てか、お前の服もないわ笑″
9/21/2024, 11:37:46 AM
「秋恋」
何となくオレンジ色で
人恋しい秋
誰かに甘えたくって
あなたと恋をした
誰でも良かったのに...
秋恋とはなんと罪深い
北風が連れてきた彼は
私を木の葉のように色づかせ
心の中まで全部埋めつくしてしまった
そして
虜にさせといて
風のように去っていった...
そのせいで
私は見事に″冬季うつ″