何もかもが眩しかったあの頃が、今となってはかけがえのない宝物。

恋に落ちるとはこういう感覚なのかと、今、身を持って知った。

未来なんて不確かなことも、君といれば何とかなりそうな気がするんだ。

夕焼けと暗闇が混ざり合う空、まるで親友の新しい道を祝福する気持ちと親友を奪った相手への嫉妬が混ざった私の心みたい。

あじさいの花言葉は「移ろい」だと言う。
たくさんの人と恋に落ちてきたあなたにぴったりね、なんて台詞もようやく言えるのだろう。
もうすぐ別れの言葉を私に告げるあなたに、たくさんの呪詛とわずかに残った愛と共に送ってあげるわ。