無色の世界で隠れるように、
カメレオンみたく生きる。
そのうち、自分の色がわからなくなる。
好かれなくても、嫌われても、
自分のままの色でいたい。

桜散る途中の、
緑と混ざった美しさが好きだ。
雨や風なんかで、一気に散ってしまうと悲しい。
ちょっとずつ移り変わっていって、
「いつの間にかもう夏だね」って、
気づかないうちに散っていってほしい。

遠くの空へ旅立ちたい。

四葉のクローバーを見つけた私は、
あの人の幸せを願った。
それでいいって、自分に言い聞かせるように。

あなたの大切なものが知りたい。
あなたの大切なものを、私も大切にできるようになりたいから。