私よりしっかり者で頼もしい娘


娘が待ち合わせ場所に迎えに来て
くれるのを楽しみに待ってる私


娘とふざけながら笑いながら
美味しいもの食べてる娘と私




　　　　　　　　目にしているのは

最高の自慢の私の娘が私の優越感



最低でダメダメな私が私の劣等感




　　　　　　　　優越感、劣等感

本当はネガティブなのに人前では

ポジティブなフリをして



本当は嫌いなのに嫌いな人からも

嫌われたくなくて好きなフリをして


いい人演じて


明るい人演じて


それで疲れても


疲れてない人演じて


そんな私を素の私だとみんな思ってる


だけど


そんな私を見破った人がいた


なにしてんの？


嫌われるのこわいの？


嫌いな人に嫌われてもいいやん


あのね


敵の数だけ味方がいるんだよ


少なくとも僕は君の味方だよ


だから


本当の君でいいんだよ


素の君でいいんだよ


そう言ってくれた人がいた


彼は私の身体も心もリハビリ


してくれる


足を怪我してからずっと


私のリハビリをしてくれる


その中で素の私をみつけてくれた


それから私は私らしく


なれたきがする


少なくとも彼の前では


良いも悪いも


素の私がいる



　　　　これまでずっと

　　　　　　　自分の素を出せなかった

私が入院した時


娘がくれるLINEが嬉しい


我が家のうさぎとインコの


画像付きのLINEを


痛みとの闘いの中


この１件のLINEが


私の痛みを和らげてくれる


寂しさと心細さの中


この１件のLINEで


私の心が和み最高の特効薬となる


私はいつも娘のLINEを待ちわびる


　　　　　　　　　１件のLINE
　

あの日から


夢の中が現実で


現実が夢の中


だから


目が覚めると


悲しくて


寂しくて


辛くて


涙が溢れ出す


　　　　朝目が覚めたら泣いていた