『もし明日世界が
　　　なくなるとしたら何を願う？』

友人にいきなり問いかけられた
僕は少し戸惑った
友人に聞き返したんだ

「君ならなにを願う？」

『俺ならな〜
　　好きなやつと付き合いたいわ笑』

そんな一日だけなのに。
誰だろう

『お前はどうだ？』

「僕は好きなものを沢山食べたいな」

『いいなそれ』

そんな何気ない会話が続いた

『好きだわ。』

「何が？」

『全部』

「なんのこと？」

『秘密』

貴方ならなにを願いますか。

僕は憲法24条をなくしたいな

君と出逢ってから私は変わった

なんだか苦しい
これはなんだろう

『私、貴方と居るととっても楽しい』

嗚呼
なんだろうか
この気持ちは

言葉が出ない
手紙で送れば楽かな。

「私も楽しいよ」

たったの6文字だけを書いて渡した
何やってんだろ本当に笑

貴方の笑顔を見れればいい
貴方の言葉が聞ければいい

貴方に逢えればそれでいい

「貴方は私にとって恋しい者」

『遠回しに言ってるの？』

やってしまった。
でもやっぱり好きだ

「貴方と出逢えてよかった」



『私も出逢えてよかったよ
　　　　　　　　　ありがとう』

大地に寝転び雲が流れる

目を瞑ればそこは雲の上

『そんなの嘘だ。』


「嘘だと思ってもいいさ」


雲の上はとっても広くて
とっても豊かで美しい

そんなところ

『もしも怖い人がいたら？』

「そんなときは大丈夫」

僕がいるから


ほら、、目を瞑って

貴方にたった一言だけ言いたかった

でももう言えない
遠すぎて
「ありがとう」すら言えない

貴方がどんなに遠くにいても大丈夫

言い続けるから
たった一言だけが届けばいいの

「ありがとう」だけを
星に届けてもらおう

嗚呼
そっか

君も届けたかったんだね

『「ありがとう」』

優しくしないでよ

なんでいつも優しくするの？

いつまで優しくるの？

もういいでしょ？



こんなぐちゃぐちゃな体
もう焼いていいよ
捨てていいよ


優しくするのは諦めて