30年以上かかった。
芸能人との結婚は砂浜に落ちた塩粒探すくらい難しいこと
夢を叶えるのは相当な努力と愛がいること
推しはいつか変わること
大人は案外大人じゃないこと
舞台俳優さんと恋に落ちるにはとんでない奇跡がなきゃ難しいこと
恋愛は夢見ているときが美しいこと
時間は歳を取ればとるほど早いこと
肌が何しても綺麗なのは20代までなこと
普通がいちばん難しいこと
夢から覚めるまでに30年以上かかった
今と少し夢を見てしまう
頭ではわかっている
でも気持ちが追いつかない
夢から覚めるまでに
目が覚めるまでに
30年以上かかってしまった。
#目が覚めるまでに
気を使わなくて済むから
言葉遣いや言い回しに気をつけなくて済むから
なにか話さなきゃ、って考えなくて済むから
好きな展示を観ているとき、自分の好きなペースで見られるから
好きな所に好きなだけいられるから
自分の好きなものを否定されないから
サクサク仕事のタスクが進むから
好きな食べ物を食べているとき、味に集中できるから
傷つかなくて済むから
誰かと楽しく過ごして、別れたときさみしくないから
誰かと比べて、自分の自信のなさに気づきたくないから
誰かと比べて、自分の至らなさに気づいて落ち込まずに済むから
自分の汚い感情に気づかずにいられるから
すこしさびしいなとは思うけど、傷つけ傷つけられて消耗するより楽だから
『だから、一人でいたい。』
瞳が澄んでいるなぁとおもうときっていつだろう。
近しい間柄でもなければ、瞳が澄んでいるとか輝いているとか分からないよね。
純粋、
いたいけ、
邪心が含まれていない
澄んでいる瞳をいつ見たかなあ。
そのときわたし、泣いちゃわないかなあ。
#澄んだ瞳
安定した人生が欲しい。
平凡でもいいから、教科書通りのように20代で結婚、出産をして、30代で家を建て、40-50代は子育てを通じて出かけたり家族の絆を深めたり、子供の受験や結婚というライフイベントを体験したりしたかった。
普通がいやだと言いつつ、普通からズレると不安でたまらない。
視線の先には、私はいない。
いつだってそうだ。
私はあなたを見つめる。
けれどいつだってあなたは私を見てくれない