言葉はいらないから、ただ手をぎゅっとして欲しい…。
そしたら、この涙も止まると思うから…。
#言葉はいらない、ただ…
#11
風邪引いた…。
両親は海外出張、妹と弟は学校、家に居るのは私一人だけ…。
「さみしい…」
涙がポロポロ流れる。
とりあえず、寝れる時に寝なきゃ…。
ウトウトしてたら、インターホンの音が聴こえた。
「誰…?宅配便…かな…?」
重たい体でゆっくり玄関に向かう。
ガチャ…
「いきなり来てゴメン。体調大丈夫か?」
そこに居たのは、大好きな彼だった。
「…さみしかった…。」
「そうか、それじゃあ家族が帰ってくるまで俺がそばにいるからな。」
「うん…!」
風邪引いて辛かったけど、彼に会えて良かった…!
#突然の君の訪問。
#10
追記
皆様のおかげで、ついにいいね数が100を超えました\( *´ω`* )/
これからも頑張って書いていくので、見てくださると嬉しいです!
「お腹空いた〜、何か食べ物あるかな~」
冷蔵庫を開けてみると、スッカラカン。
「そういえば、最近買い物行ってなかった…」
雨がザーザー降ってる中、傘をさしてコンビニに向かう。
コンビニまであと50mくらいの所で、傘もささずに佇んでいる男性がいた。
その男性を避けて行こうかと思ったが、顔を見た瞬間、男性の腕を掴む。
「今まで、どこにいたの…!!ずっと…ずっと…探してたんだよ…!」
「…ごめん」
その男性は、数年前、突如いなくなった彼だった。
「体冷えてるじゃん。コンビニで温かいもの買って、私の家に帰ろう?」
「うん…」
数年ぶりに、彼と一緒に歩いた。
#雨に佇む
#9
(#私の日記帳の続きなので、もし良かったらそちらも読んでくれるとありがたいです!)
『◯月✕日
今日は学校帰りにクレープ食べた!彼の鼻先にクリームがついてたから、笑っちゃったw』
『△月◯日
急に雨が降ってきて困ってたら、彼が傘を貸してくれた!一緒に帰ろうって言ったのに、彼は顔を赤くして走っていった』
『✕月△日
雑貨屋さんで彼とお揃いのピアス買った!でも先生達にバレたらいけないから、二人だけの秘密!』
彼がいなくなってから、何年経っただろうか…。
「また会いたいなぁ…」
そう言いながら、ピアスホールにそっと触る。
#私の日記帳
#8
向かい合わせで話すのが苦手。
だけど、今は勇気出さなきゃ…!
「ずっと前から好きでした…!!」
#向かい合わせ
#7