『今年の抱負』
脱力と非抜手
『新年』
きみはとても優しいよね。
この“優しい”は、褒め言葉でも、決して貶し言葉でもなくてさ。人を初っ端から否定したり拒絶したりすることがないよねっていうこと。話して、関わって、知って、距離感を掴んだり、好き嫌いを判定する。自分の軸をしっかり持ってる。立派なことだと思うよ。
でもそのせいで、ちょっと変わってたり、めんどくさかったり、ひねくれた人からも好かれやすいんだよね。万人受けするから必然的にそうなるのかもしれない。そしてそういう人は、“優しくない人”に否定されたり、拒絶されたりした経験があるから、“優しい”きみと関わると、その心地よさになおのこと惹きつけられるんだろう。ゆえにきみの負担が増える。段々めんどうくさくなって、そのひねくれ加減にうんざりしてくる。余裕があるうちはまだいい。徐々に耐えられなくなっていく。そして、爆発する。
きみは、自分は冷たい人間だ、ひどい人間だと思っているかもしれないけど、むしろ逆だと僕は思うんだ。追い込んでいるのはきっと周りなんだよね。僕にはわかる。その追い込んでる人のうちの一人が僕だから。
心地よくて、甘えて、頼ってしまう。負担をかけていることはわかっているけど、あまりにもきみが好きすぎて。でも、きみが僕のことを好いてはいないこともわかってる。「きみのことが好きな僕」が好きなだけなんだろう。寂しいけど、それに関してとやかく言う資格がないこともちゃんとわかってる。
きみとの時間はとても楽しかった。新たな発見の連続だった。でも、僕もなんだか疲れてきちゃった。好きでもない僕のことを好きだと言って、どうでもいいのに大事にしようとするきみを見てると申し訳なさでいっぱいになる。
だから僕は決めたんだ。きみから離れて自立して、別の道を進んで行こうと思う。新年早々何を言っているんだと思うかもしれない。こんなに時間がかかってしまった。ごめんね、でももう大丈夫。きみのことを解放するよ。
『風邪』
いいえ、コロナです。
『何でもないふり』
すごく得意です。
ポーカーフェイスとか褒められます。
「ポーカーフェイスうまいよね」って。
...うまいよねって言われる時点でバレてるよね。
感情豊かってよく言われます。
たぶん何でもないふり、下手くそです。
『仲間』
1の仲間は9
6の仲間は4
一緒に10作れたら仲間