「殺す」LINEの着信メッセージを見た時に震えた。私の親友のみかちゃんから届いたものだった。
みかちゃんは、サッカー部の一つ年上の先輩が好きで、いつも先輩の話ばかりする。
私が「思い切って告白すれば?!」って言ったみたところ、みかちゃんはすぐ行動を起こした。
結果は、振られてしまって1.2ヶ月は立ち直れない感じだった。私にも責任があるのは感じてた。
そんな時、私の靴箱に謎のファン的なラブレターがきて驚いた。その手紙で呼び出されたところへ行くと、まさかのみかちゃんの、あの先輩!。
私はその先輩に告白された。
どうしようと悩んだ末、みかちゃんに相談することにした。
それを聞いたみかちゃんは、屋上から飛び降りた。
みかちゃんは死んだ。
その一年後の今日にこのLINEがきた。もうLINEは開けない。
僕の一日は、朝起きて、大学へ行って、バイトをして、寝る。何も変わり映えしない毎日に飽き飽きしてきた。何かが足りない気がする、何だろう?それは、ちょっとの不幸かもしれない。僕は幸福なのだ、毎日を当たり前に生きている。みんなにもそのことに気づいてほしい。
一人の男性とすれ違った時ふわっと甘い香りがして、思わず振り向いたら、初恋の人だった。
私の初恋のひろくんと出会ったのは今から10年前の高校一年の時だ。ひろくんは優しくて正義感が強くて
笑顔が爽やかで甘い香りがした。
私は思わず、「その香水どこの?何の香り?」とひろくんに聞いた。ひろくんは「DIORの、んーと、忘れちゃった」とはにかんだ。
私はひろくんが好きになって、もっと近づきたくて、DIORの香水を買った。
ひろくんに振り向いてもらえるかなと期待したら、別の男子が告白してきた。
なんだかんだ私はその彼と付き合うことになって、10年経った今は家族になってて子供もいる。
でもやっぱり私は、ひろくんが好き。
10年の時を経て、私はひろくんに告白するため走る。結局ひろくんは見失ってしまった。
あれは幻のだったのか、いやあの香水はDIORのあの匂いだった。
言葉はいらない、ただ生きていきたい。そういう考えは通用しないだろう。人間は社会の中で他者と生きていくために、コミュニケーションの手段として言葉を習得していく。
それだけではない。人間にとって言葉は「世界の意味のあるものとして認識する手段」という重要な役割がある。赤ちゃんはモノの名前を覚えることで、それをモノと認識するようになる。
さらに、愛や社会、義務といった、目に見えない抽象的な概念を人間が理解し、そうした概念を使って考えられるのも、言葉のおかげだ。
言葉は多様な文化を象徴するものだ。
家のチャイムが鳴って、出てみたら友達が興奮した様子で立っていた。普段家に来ることないから驚いた。
どうしたの?と私が聞くと、スマートフォンゲットした!って友達が嬉しそうに言った。私も、これでやっと連絡が取り合えるって舞い上がった。この突然の訪問が印象深い。