君と見た虹
今日、私は君と虹を見た。
私たちは嬉しくて写真を撮ったね。
そしたら周りにいた人たちも徐々にカメラを構えて撮っていたよね。
1人の男性。2人の老夫婦。子連れの親。
こういうちょっとした幸せが嬉しくて、みんなも、誰かに共有するために撮っているんだと思うと、また、幸せな気持ちになるよね。
輝き
恋は盲目だよ。なんとも思っていなかった相手が、いつしか、あることをきっかけに、一際輝いて見えるんだから。誰とも見間違えない、一瞬で見つけられる相手。
ただ、私の父も最近、頭の方が寂しいような気がする。
どっちらも、輝いていることには、違いない。
時間よ止まれ
今日は私の誕生日
時間よ止まれ
ありがとう
「今日もありがとう、おやすみ。ありがとう、おやすみ。」
私は自分のぬいぐるみ全員にこう言った。
そしたら何故か、全方位、全神様に「ありがとう」と言いたくなった。
その気持ちとして、布団の上で全方位、(隙間なく)土下座した。
次の日、何も無いところで転んだ。何も無いのに。
かすり傷ではあるが、全部で14箇所怪我をした。
体にこんなかすり傷をつけることができるのかと驚いた。
───これは、実際に私が小4の頃に体験した事である。
よく考えると、罰当たりな気もする。今では黒歴史のひとつであり、忘れていたが、「ありがとう」というお題で記憶が蘇った。あー怖い怖い。
星に願って
小学生の頃、
「知ってる?流れ星を見たら、流れている間に3回願い事を唱えると、願い事が叶うらしいよ。」
子供心でウキウキの私は、やるっきゃねえと思い実践してみたところ、流れるのが速すぎて無理だった。
私は考えた、脳みそをフル回転させて。
そして、数日後・・・・。
「超能力超能力超能力!!!」
これはいけた。完璧だ!と思い、目を閉じて、
目を開けたら玄関だあ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!!
そう頭の中で叫んだ。
たくさんの年月が経ったある日、流れ星を見た私はこう言うのであった。
「超能力超能力超能力!」