世界各国に見せつけてやる、
日本の最高のおもてなしってやつをな。

思うように筆が運ばなくて。
思うように絵が描けなくて。
絵が、描けなくなっていて。
あなただけ、
みんなに認められて。
褒められて。
どんどん進んでいくあなたの背中を見るたびに、
私の中で大きくなっていく、どす黒い嫉妬の焔。
悔しい、なんで私は。
「消えない焔。」

普通になりたい。
お前は変だって、
おかしいって。
私は普通じゃないんだって。
終わらない問い。
「普通ってなんですか？」

白く、白く
光を反射して
揺れる羽根

幼い頃に貰った、小さな箱。
大事だったもの。
忘れていたもの。
無くしたと思っていたもの。
ここに全部ある。
私だけの秘密の箱。