小さい頃から自分のことを自分で決めるってことをあまりして来なかった。親に「これでいい?」と聞かれたら「それでいい」と答え、自分の意志で選ぶことが無かった。だから今でも何かを選ぶのが苦手で、コンビニに行くときでさえ、めちゃくちゃ時間をかけてしまう。
自分にとって大切なものって何だろう?いくら考えても思い浮かばない。多くの人は、家族とか恋人とか友達とか愛とか金とか健康とか、そんな感じのものを答えるのだろう。ただ、これらのものを自分に当てはめてみても、どうもしっくり来ない。何か別のもっと普遍的なものが深い所にある気がする。哲学的すぎてわからんから考えるのやーめた
エイプリルフールといったら人に嘘をつくイベントだが、自分は今までエイプリルフールで嘘をつくなんてことをした覚えがない。たぶん生来自分は斜に構える性格で、こういうイベント事を無意識に面倒くさいと考えてしまうからだろう。それに「これは嘘ですよー!」って体でつく嘘って何かつまらない。
最近あまり幸せを感じてない気がする。別に悩んでいるとか憂鬱って訳ではないけど、楽しいとか嬉しいみたいな気持ちがあまり心に湧いてこない。ここ一週間を振り返ってみてもたぶん一番幸せを感じたのは、布団に入ってどんどん瞼が重くなってきたときの「もうちょっとで眠れそう!」って、うとうとしながら頭に思い浮かべているときだろう。
自分は誰かに何かを褒められた時、いつも何気ないふりをしていた。謙遜するとか、大して喜んでいない風を装っていた。もちろん内心ではこの上なく喜んでいたが、何気ないふりをしていた方がクールで格好いいと思っていたし、それに加え、人前で自分を誇るのが何か怖かった。だから頑張って本心を抑えつけていた。でも今思い返してみれば、褒められたのなら素直に喜んだ方が良かったのかなとも思う。あんまり驕り高ぶり過ぎるのはあれだけど、ちょっと冗談を交えて自分を誇るぐらいが一番いい気がする。