緋鞠

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4/26/2024, 4:17:15 PM

善も悪も何も知らない。僕はただ僕の正義に従って、僕のすべきことをなすだけ。どれだけ周りから責められようと、人が離れていこうとやることは変わらない。
だって、僕は僕にしかなれないから。

テーマ:善悪

4/25/2024, 5:47:19 PM

茹だるような夏の夜。満天に輝く星空を翔ける一筋の流れ星を見るとあの人のことを思い出す。
常に全力で人生を駆けていったあの人のことを。

夏。夜になって日中よりも少し過ごしやすくなった。満天の星空の星空の広がる日は、高い建物の屋上に登って歌を歌う。観客なんていない。でも、それが楽しかった。それで良かった。けれど、あの人は急に私の日常に現れたのだ。

テーマ:流れ星に願いを

4/25/2024, 12:45:51 AM

あっはは!お兄さん、僕に勝つつもりなの?そんなにボロボロなのに?
お兄さんじゃ、僕に勝てないよ。天才と呼ばれるこの僕にはね。それどころか、僕のゴーレムでワンパンで戦闘不能、悪ければ即死かもね!
もー!僕、いっちばん最初に言ったじゃん!このボード上では僕がルールだって。確かに僕のゴーレムは少しもろく創ってあるけど、それでも、他の人のゴーレムよりは圧倒的に固い。そんな僕のゴーレムをボロボロのお兄さんが倒せるわけないじゃん!
……ふーん。それでもやるんだ。いいよ。僕のゴーレムを出してあげる。
……生きていられるといいね、お兄さん。


テーマ:ルール

4/23/2024, 5:28:54 PM

今日の心模様。ドキドキワクワク。ラッキー。そわそわ。しくしく。ケラケラ。色んな音が鳴った。毎日色んな音が鳴る。楽しい音も、辛い音も。明るい音も暗い音も。でも、そのぜんぶが、私の音楽。
明日はどんな音が鳴るんだろう。

テーマ:今日の心模様

4/22/2024, 5:10:54 PM

ヒナタへ

この手紙をお前が読んでいるということは、俺たちが生き残れなかったのだろうな。
組織を抜け出すと決めたあの日、全員は生き残れないことは見えていた。だから、俺たちの中で誰を最後まで守るかを決めた。お前だ。そのために、準備を進めてきた。
お前は怒るんだろうな。だが、ほかの五人のことは恨まないでやってくれ。お前を生かすと決めたのは、俺だ。恨むなら俺だけにしてやってくれ。
俺からの、俺たちからの願いは一つだけだ。これから先、俺たちが見られなかった光の中で笑っていてくれ。近くで見守れないことは残念だが、遠くから見守っている。
俺から最後の命令だ。
「最期まで生き抜け。俺がいないからと言って途中で諦めることは許さない。いいな?返事は、“はい”のみだ。」

お前の唯一のリーダー タケル
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ヒナタへ

この手紙を君が読んでいるということは、きっと僕たちがきみのそばにい続けられなかったということだと思う。
あの組織を抜け出すと決めた日、僕たちは全員が生き残ることは不可能だと口に出さなくてもわかっていた。だから、君がいない間に少しづつ僕たちだけで作戦を立て始めた。
そして、僕たちの中で一つ取り決めをしたんだ。例えこの決断が間違いで、誰かが死んでしまうのだとしても絶対にやり遂げると。例え僕たち六人全員が犠牲になってでも君を生かすと。きっと君は嫌がると思う。君は誰よりも優しくて僕たちのことを考えてくれていたから。
でも、それをわかっていてでも、君を生かしたかった。君だけでも光の中で生きてほしかった。光の中で笑っていてほしかった。君に恨まれることは覚悟している。
でも、そんなに後悔はしてないんだ。君には怒られるかもしれないけど。唯一の心残りは、君をそばで守り続けられないこと。
ただね、忘れないでほしいんだ。僕たちは君のことをずっと見守ってるってこと。遠くからではあるけど、今までもこれからもずっと君のことを見守ってるよ。だから君はこれからも笑ってて。君の笑顔が大好きだから。
君が最期まで生き抜いた先でもう一度会えることを楽しみにしているよ。君と出会えて本当に幸せだった。僕たちと出会ってくれて、見捨てずにいてくれてありがとう。

君のためのブレイン ヒカルより
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ヒナタへ

この手紙を君が読んでるってことは、僕たち誰も君の隣にいないんだね。怒ってるんだろうなぁ。
あのね、君には言わなかったけど、僕たちはあの組織を抜けるって決めた時点で、全員生き残る道がないのはわかってたんだ。だから、せめて君だけでも生き残ってほしくて、みんなで作戦を立てたんだ。
きっと君は怒ってる、よね。普段優しい分、怒ると本当に怖いからなぁ。でも、怒られる覚悟はあるよ。だからって、すぐに僕たちのところに来ようとしないでね?僕たちのところに来るのは、最後の最後まで君が生き抜いたあと。
ねぇ、僕と約束してほしいことがあるんだ。
それはね、途中で立ち止まってもいい。過去を振り返ってもいい。泣いてもいい。だから、思いっきり泣いたら、思いっきり笑って。そして、最期まで生きることを諦めないで。
君と出会えて、みんなと過ごせて本当に毎日幸せだった。本当にありがとう。

君の親友 マコトより
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Dear ヒナタ

アナタがこの手紙を読んでいるということは、ワタシたちは誰もアナタのそばにいられないのですね。
ワタシたちが組織を出ると決めた日、ワタシはみんなで生き残ることはできないと、直感しました。
アナタは怒ってると思います。でも、誰も悪くない。それは知っててほしい。アナタに生きててほしい。それがワタシたちの願い。だからあまり怒らないで。アナタは笑顔の方が素敵だから。
ワタシ、アナタにとても感謝してます。外の国から来たワタシにたくさん日本語、教えてくれた。楽しい日々、教えてくれた。
遠くから、見守っています。

From フィル
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ヒナタへ

この手紙を見ているってことは、僕たちは誰もそばにいられないんだね。ごめんね。約束破っちゃったね。
本当は僕たちは、みんなで組織を抜け出せないのわかってたんだ。でも、せめて君だけは生き残らせるってみんなで決めて作戦を立てたんだ。
まぁ、こうなったからには君に怒られる覚悟はできてるよ。なんてお兄さんぶってみたけど、本音を言うと君に怒られるのは辛いなぁ。僕たちが悪いと言えばそうなんだろうけど。
ねぇ、約束を破ったお兄さんが言うことでもないんだけどさ、一つだけ約束して欲しいんだ。
絶対に生きることを諦めないで。立ち止まっても泣いてもいいから、生きることだけはやめないで。お兄さんとの最後の約束ね。
最期までちゃんと見守ってるからね。

君のお兄さん カナタより
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ヒナタへ

この手紙が開かれたってことは、僕らは君を一人ぼっちにしてしまったんだね。
君はこうなってしまったことに怒ってるのかな。それとも、絶望しているのかな。あるいは両方なのか。もう慰めてあげられないと思うと辛いね。この道を選んだのが僕たち自身だったとしても。
まぁ、僕から言えることは一つ。気楽に生きなよ。それだけさ。僕だって人にいろいろ言えるほどいい生き方をしてきたわけじゃないからね。失敗したっていいのさ。そのあと、巻き返せるのなら。だから、気楽に生きなよ。
僕は遠くから見守ってるよ。

君のための作家 ツヅル

テーマ:たとえ間違いだったとしても

作者のつぶやき:
気づけばまたまたマフィアっぽいものが生まれました。今回はマフィアパロ風のものの中でも、最後の方のシーンに当たるであろう生き残った一人が読むであろう手紙っぽく書いてみました〜!
そして、めっちゃ長くなりました。六人分の表現差分。自分でも書いててなんで六人分書こうと思ったのかわかりません。好きそうなキャラのところだけでも読んでもらえたら嬉しいです。

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