たった1つの希望
私はその言葉が大っ嫌い!!なんでって?だって、、、、私にとってこの言葉になる人は皆、、、皆すぐ死んじゃうんだもん!私に希望だけ与えて、、自分は先に逝っちゃうの!!なんで!?どうして置いていっちゃうの!?ねぇ!待ってよ!!どうして、、、私はただ死にたいだけだったのに、、、生きる希望を与えるだけ与えて、、、どうして先に逝っちゃうの、、、どうして、、?自分の人生を捨ててまで助けるぐらいなら、、、私は助からなくていい、死んでもいい。
欲望
それは今も昔も変わらず人間が持っているもの。
昔は花魁、今はキャバクラ…なにも変わっていない。あぁ、結局愚かな者は愚かなままなのだ。どうにか変えようとしても変えられない。なぜなら人間という物が植え付けられてしまっている本能だからだ。きっとどんだけ時が経とうとも、人間が存在し続ける限り奴らはどうにか欲望を満たし続けるだろう。
今日はどこに行こうか。綺麗な海?静かな森?それとも綺麗なオーロラが見える所にでも行こうか。この列車はもう古びてきているから、もう乗れる回数は少ないだろう。それでも私は一緒に育ったこの列車に乗って最後まで何処かに行きたい。
早く、、逃げなくては、、!どこか、、どこかの遠くの街へ!!あわよくば、、、昔居たあの街が良いけれど、、、贅沢は言っていられない、、!!だから、、!早く!!捕まる前に、、!!あの人に捕まる前に、、!!
この話でのあの人は警察だけが当てはまるわけではありません。自分の好きな人を当てはめてくださいね。
「あぁ、、、あぁ辛い、、もう嫌!!こんな場所にいたくない!!」
「どこか、、、どこか他に場所はないの、、?」
「、、、?なにこれ、、、行ってみよう」
「わぁ、、、!!✨なにここ!✨」
「ここ、、、、好きだなぁ、ここにいたいや、、、」
「もう、、、現実なんか、、、知らない、」
???「彼女は現実逃避よりも遠くへ行ってしまったんだよ。もう戻れないぐらいにね。貴方は、こうならないようにね。」