paki

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1/21/2024, 9:15:26 AM

海の底

深い深い海の底。

子どもの頃は、
何があって、どんなところなのかと、
想像を巡らせていた。

地底人とかいるのかな…とか。
見たこともない生物で一杯なのかなとか。

現在。
技術の発展により、
随分と鮮明に海の底が分かるようになった。

確かに技術の発展は素晴らしい。

だが、私の、
夢もロマンも地底人も海の藻屑となり、
消え去った。
paki

1/20/2024, 8:09:50 AM

君に会いたくて

君に会いたくて、
同じ時間に同じ道を通る。

君に会いたくて、
ゆっくり歩く。

すれ違えただけで、
嬉しくて胸が高鳴る。

どこに住んでいるのかも、
名前も知らない。

ただ会えるだけで良いんだ。

ふさふさなゴールデンレトリバー。
paki

1/19/2024, 8:28:21 AM

閉ざされた日記

閉ざされた日記の中には、
何が書かれているのだろう。

人には知られたくない、
自分の内面。
気に入らない人への直接言えない不満。

もしかしたら、隠し財産の在りか。
昔の罪…。

閉ざされているのだから、
開けない方がいいよね…
paki

1/18/2024, 8:06:00 AM

木枯らし

寒い。

北風は辛い。

言葉通り、冬の木の葉を飛ばしまくってる。

そして気がつくと、春風になってる。

あと何回で木枯らしから春風になるのかな。
paki

1/17/2024, 4:50:55 AM

美しい

私の名前の1文字に「美」が使われている。

まだ、電話での通話が主だった頃、
名前を言う場面で、
使われている漢字を尋ねられる事が多かった。

そして、これが嫌だった。

「美」を「うつくしい」と話すと、
電話の向こうでクスッと笑われる。

今思えば、美術の美とでも言えば良かったな。
何で「美しい」で例えちゃったんだろう。
…確かに笑える。
paki

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