君と来たかった
見たかったもの
満点の夜空に
咲き誇る花達
君が夜空を駆けていくように
走っていく
なんて愛おしいんだ

貴方と私の境界線
この思いを伝えたら
貴方はどんな反応を
するだろうか
今日もいつもと変わらない
様子でお嬢様をもてなす
密かな思いをよせながら

薄暗い部屋で
目が覚める
ここが何処だか
分からない
ふと窓を見ると
誰かいる
貴方は誰？

引っ越してしまった
想い人へ向けた
僕の初めての手紙
引っ越し先は聞いていない
届くかどうかも
分からない
僕の気持ちと手紙の
行方は分からない

誰もが目を奪われる
貴方の輝き
夜空色のドレスに
白い肌と髪色が映える
今宵は貴方と踊りたい
僕はそんな貴方に
そっと手を差し伸べる