「ハッピーエンド」
ハッピーエンドはとある立場の人から
見たものじゃない?
別の立場からしたらバットエンドじゃない?
と思う時がある。
例えば
昔話の桃太郎
村の人からしたら村に悪いことをする鬼がいなくなった。村に平和が訪れる。村にとってはハッピーエンドだけど、もし、鬼ヶ島に生き残りがいたら?
その鬼からしたら急に自分たちが住んでる所に
知らない人や動物がやってきて、
家族や友達が無残に殺される。
鬼にとってはバットエンドになる。
物語に登場するキャラ全員がハッピーエンドを迎えることは出来ない。
誰か1人はバットエンドを迎える。
ハッピーエンドがあることは必ず
バットエンドがある。
ハッピーエンドとバットエンドは表裏一体。
それだけは覚えておこう。自分はそう思った。
「見つめられると」
親友に見つめられるとドキッとする。
その綺麗な黒い黒曜石のような目が自分の心の中の
黒い汚い泥のようなものを見てる気がするからだ。
君は綺麗だから、見つめないでくれるかな
まるで蛇に見つめられている蛙みたいに動けなくなる
さっき自分は君のこと綺麗って褒めたけど
君も心の中には黒いナニカがあるのはわかってるよ。
だって親友だもん。
いつか自分の心の中の黒い汚い泥のようなものを
吐き出した時は君も黒いナニカを出そうよ。
きっともっと仲良しになれると思うんだ。
「My Heart」
今日の昼ぐらいに小学校のグループLINE
で電話をしてた。
親友の子と2人で喋ってたら
習い事が一緒の子が入ってきた。
なんだろうと思い、黙ると
「ねー○○何してんのー?」
「そういえば✕✕呼んでないよね?」
「そうじゃん!呼ぼう!」
と塾が同じだった子の声が沢山した。
塾は受験塾でもう自分たちは受験が終わったので
通わなくったところだ。
だけどみんなでまた来ようと話していた。
(お願いあの塾に集まってないで…)
と思っても
「今さ〜▲ ▲ (塾の名前)にみんなで集まってるの〜」
と言った。
行こうねーという話なんてなかった
電話してる子が
「これでみんな揃ったね〜」
と嬉しそうな声で言ったそして電話を切った。
(なんで?自分いないよ?)そう思った。
泣こうと思ったら
「プレバグねこちゃん〜
あの子なんのこと言ってるの?」
と親友の子が聞いてきた。
「自分の塾の話だよー」
とはいえなかった。
「え〜自分も分かんないや…」
咄嗟に嘘をついた。
なんでそんなに苦しい思いをしなちゃいけないの?
親に言うのは嫌だ。友達に言うのも嫌だ。
誰かこの苦しい思いを無くして…
ずっと自分を偽るのは無理だよ…
誰か助けて…
「ないものねだり」
あの子みたいになりたい
あのすらっとした手足が、あの綺麗な声が、
知らない人でもすぐ仲良くなれるコミュ力が、
天才的な運動能力が、学年1位の学力が欲しい
自分にはどんなことをしても手に入らないものを
あの子は持ってる
あーあ あの子になりたい