君がシルクのカーテンに身を包んで遊んでた
初冬の朝は眩しい朝の光に包まれたホテルの一室
隣の部屋のふたりと部屋に入る際に一緒になった
彼は強腰しな表情を浮かべて
俺に牽制な視線を
そんな若きふたりが微笑ましくて…
俺はドアを開けてエスコート
君はステキな部屋と言う
僕は照れて…
I love youが素直に言えない…
何度も同じように誘ったけど
いつも君の笑顔に勝てないから
俺は…にやけてしまうよ…
君はワインを開け…
俺はグラスを用意して
エスコートして…
君とふたりの時間…
誰にも邪魔されない時間……
揺れる髪に触れて君を抱きしめ…
君の髪の匂いが気持ちを躍らせ
俺は…君に…
ありったけの愛を
♪I love you…♪I love you…♪
壊れたレコードプレイヤーの様に
囁きを繰り返し続けた…♪
…………♪
静かな朝が訪れた…
陽がふたりを包み…
君は眠気た顔して
昨夜のシーツの海を出て
そのままカーテンに…
じゃれてる…
俺は思った
ふたりこのまま…
この幸せに身を寄せ愛ながら…
ふたりで生きていけたらと…
何気ない暮らし…
ごく普通の風景…
それも幸せだろうなと…
チェックアウトして
外の眩しさに眼を伏せた
笑顔が溢れた眼差しに
やはり照れて
また眼を伏せた
これからの日々で
君の笑顔が眩しいのか…
そう思うと…
これからの永久の誓いを予感した
…………
君が好き…♪
美佐子が好き♪
I love you…♪
…………♪
I love you OK 矢沢永吉
なんで…
素直に言ってくれないの…
もう…
教えてあげないよ…
……
あのさ…
だからさ…
抱きしめてよ…
ねえ…抱きしめて…
抱きしめてくれたら話すから…
ねえ…だから…
抱きしめて…
ねえ…ねえ…
……
涙の理由が増えてく前に…
抱きしめてくれよ…
美佐子…
抱きしめてくれ…
俺の疲れきった魂を…
色褪せた夢を…
失った明日を…
抱いてくれ…
美佐子の笑顔に…
抱かれたい…
お前の笑顔に包まれて泣きたいから…
抱きしめてくれないか…
……
魂を抱いてくれ
氷室京介
恋をした夜は…♪
ふたり風に乗り…♪
LaLa…♪LaLa…♪
……
LaLaサンシャイン
束の間でも…一瞬でも…
安らぎを分けてあげたい…
きっと泣いてるから…
ごめん…
そうしか知らない…
そうしか言えない…
今の君への想い…
昨夜、夢の中で君の悲しみに…
戦いを挑んだのに…
俺は…ただ…ただ…
必死に…
両手でガードするだけ
悲しみが次々に襲ってくる…
現実から君を守れない…
君の笑顔が…
雲ってゆく…
神様…
あなたは…いったい
あの子に…何のために…
…
神様なんていないよ…
あいつ何にも悪くないから…
世は不条理です
……
チカラを込めて
チカラ強く
拳を突き上げろ
そこから逃げるな
闘うんだ…自分と…
戦え戦え戦え!!