冬になったら
なかなか一緒に寝てくれない猫が
冬になったら
とたんにベッドに飛びのってきて
私の腕を下に敷いて寝るのです
だから
冬が好きでした
今年の冬にあの子はいない
猫一匹分の重さが
とてもとても恋しい
はなればなれ
出会いと別れ
人生には多々あるけれど
心地よくて
ずっと続くと思っていたのに
はなればなれになって
残念な心持ち
縁とは不思議なものであるから
どこかでまた交わるかもしれないけれど
今はただ
喪失感と向き合うのみ
アナタが元気で笑顔であるといいなと
ただ願うのです
今は
子猫
まだまだ子どもだと思ってたら
一年たたずに子ども産めるようになっちゃうんだから
あわててヒニン手術
成長の早さに驚くけれど
性格は幼くて
壁のキズに飛びかかってたね
ひとり遊びができるお年頃
時を重ねるにつれ落ち着いてくるし
猫じゃらしに対してもスロースターター
のってくるまでに人間の方が飽きてしまう
いつの間にか遊ぶ時間が減ってゆく
もう子猫じゃないの
でも
かわいさはどんどん増していった
ますます好きになっていくよ
ここがあなたの居場所で
わたしたちはあなたの家族だから
あなたの毎日が
安心で包まれていますように
その幸せを心から願うの
別れのその時まで
たぶんその先もずっとずっと
大きすぎる愛を
受け止めてくれてありがとう
別れのその時まで
秋風
秋風どころか冬風じゃないのかな
昨日とか今日とか寒いってば
あわてて寒さ対策してる
秋らしい涼しい風を
もう少し感じていたかったです
もしかするとこの先
秋ってめっちゃ短い季節になるかも?
長い目で見れば気候変動あるあるですが
自分が生きてる間は
あんまり変化してほしくないですね
また会いましょう
世界がうまれて
瞬く間に
生命が巡り
花が咲いて散って
種ができて
そこからさらに増えてく生命たち
巡りめぐってく中心にはアナタ
アナタの意識がさらに世界をうみだして
あふれくる未来と
同時に消滅していく世界のいくつかと
もしかするとワタシだった何か
消えゆく前に一言だけ伝えたいアナタに
「また会いましょう」と