外の世界は残酷で危険だから、
鳥かごの中にいれば安全だし安心。
と思う反面、
この狭くて窮屈な世界から飛び出して
大空を舞う自由と喜びを求める。
どちらが幸せなのか。
選ぶのは自分自身。
私はリスキーでも大空を舞っていたいかな。
生を実感できるのは死が隣にあるからなんだよね。
生きていたいよ。
【鳥かご】#30
早く大人になりたいと思ってた。
視線の先にはいつも自分たち姉弟や母のために一生懸命働いてくれてる父がいた。仕事の愚痴を言わない寡黙な人だった。
母は専業主婦だったが結婚するまでは働いていたらしく、主婦という仕事を真面目にこなす人だった。
大人ってのは皆そうなんだと思ってた。
周りのために一生懸命に生きる真面目な生きもの。
自分も当然そうなるんだろうと思ってた。
だが実際はそうでもなかった。
働くのしんどいし、だるい、
毎日辞めたいって思ってる。
嫌いな奴が職場にいるから愚痴も止まらない。
主婦業はほぼやらない、旦那がやってくれるから、甘えちゃってる自分がいる。
大人の風上にも置けない大人へと進化を遂げた。
子どもの頃に見ていた大人と今の自分の落差たるや。
視線の先にあった大人はThe見本、鏡だったんだな。
【視線の先には】#29
明日の仕事に響くから最低でも夜の12時には寝ようと思ってるのに、
ゲームしたり本読んだり、
夜更かししてしまう。
結果、仕事中の睡魔が強敵すぎる、しぬ。
じゃがりこは最悪1日1箱!と心に決めているのに、
2箱目に手が伸びてしまう。
結果、太る、しぬ。
コレとコレだけ買う、と思って買い物に行くが、
気づけばコレとコレ以外がカートを占領してる。
結果、金欠、しぬ。
終わりにしようと思っていても、
意思が軟弱すぎて終わりに出来てないや、
笑えるね。
【終わりにしよう】#28
結婚は地獄の始まりです。
ゆえに地獄でも一緒に手を取り合って生きていける相手を選ぶべきだと母が言った。
条件ってのは人それぞれあるだろうが、そうだよな、と思った。
手を取り合えないなら地獄で迷子になる。
それなら最初っから手を取らなきゃいいし、
後悔してるなら手を離して地獄から抜け出すべき。
とりあえず私は今、地獄にいる。
未来永劫かは分からないが、
今はまだ手を取り合えている。
【手を取り合って】#27
楽観主義だし、マイペースに生きてる。
人は人、自分は自分。
そういうスタンスじゃないと生きることに疲れる。
なにせマウントを取って来る奴が世に蔓延ってる。
上とか下とか、カーストとか、
人間ってのはすぐに優劣をつけたがる。
争ったところで、人間自体がそもそも劣等種なのでは???(殴)
…とりあえず、マウント取ってくる奴を一々相手してたら、こっちのストレスが半端ないので、相手にしない、これに限る。
大体マウント取る奴って劣等感の塊だから。
自分より優れてる人に対して賞賛や敬意を払えない可哀想な奴なんですよ。
そのくせプライドと虚栄心だけはエベレスト級。
だから高圧的な態度ができるんよね、
くそウザくないですか?
相手を貶めて優越感に浸るとか、根性腐りすぎだろ。
ろくな死に方しないだろうな、
そう思って、凪になる、
私は悪くない、お前が悪い、
ですよ。
【優越感、劣等感】#26