頑張って生きる一般人さん。

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3/5/2023, 2:43:39 PM

たまには、息抜きをしてみてもいいんじゃない?

ほら、あなたっていっつも頑張ってるじゃない。
根気詰めてさ。
だから、少しくらい休憩とかどうかなぁーって思って。
そうでもしないと、いつかは体壊しちゃうよ?

あなたは私にとって大切な存在なんだから。
先にパタッていかれても困っちゃうよ。
だからさ、たまには息抜きしようよ。
私と一緒にさ。

ちょっとくらい、自分のペースで、緩く過ごしてみよう?

〜たまには〜

3/4/2023, 3:05:18 PM

僕は君に誠心誠意尽くすよ。
何でもする。
だって、大好きだからね。


どんな時も僕が心の拠り所になっていたらいいな。
僕だけをずっと見ていてくれたらいいな。
君と両思いだったら、いいな。

なんて妄想を広げる。


あ、そういえば今日は君の誕生日だね。

ハッピーバースデー。好きだよ。
そう、これはお祝いと告白。
大好きな君だからこそ、僕自身をプレゼントするよ。
だから……好きなようにしていいよ?

〜大好きな君に〜

3/3/2023, 3:17:27 PM

おばあちゃんの家。

古くて畳の独特な匂いがする部屋。

お人形さんが段々に並んで、みんな同じような顔をしている。

その日だけは私も着物を着て、

家族みんなに見せる。

「可愛いね」って言ってもらえるのが、大好きだった。

それから、おいしいひなあられとかちらし寿司とかを食べる。

そんな至福のひとときも大好きだったなぁ。

〜ひなまつり〜

3/2/2023, 3:14:07 PM

「あなただけが、最後の、たった一つの希望なの」

 そう言って、ご主人様はボクを抱き抱える。そして、頭を優しく撫でてくれた。だけど、その手は弱々しかった。

「ミー……」
「あら……慰めてくれてるの?ありがとうね、クロ」

 また、ボクの頭を撫でてくれた。だけど、無理やり笑顔を作っていることくらい分かるよ。ボクは、何度人間になりたいと思ったことか。人間になることができるのなら、ご主人様を支えることが出来るのに。もっと役に立てるのに。でも、ボクは所詮ネコ。唯一のできることは、ご主人様を癒すこと。ただそれだけだった。

「ミャー……」

 そっとご主人様の頬に肉球を添える。どこか冷たいような気がした。すると、ご主人様はボクの手に、自分の手を重ねてきた。

「クロ……私、もっと生きたいのに……っ」

 そう小さな声で呟くと、ボクの肉球が濡れるのを感じた。
――涙だ。
 ボクは優しくご主人様の頬を舐める。ご主人様の手が震えている。大丈夫だよ、ボクがいるから。そう言いたかった。そんな声もかけてあげられなくて、ボクも悲しくなってくる。

「ごめんね、クロ。涙、拭いてくれてありがとう」

 なんて、そんなか弱い声で感謝を伝えられても、素直に喜べないよ……
 なんて、不安げに見つめながら、ボクはそっとご主人様の胸に寄り添った。少しでも安心できるように。そして、また前のような、輝かしい笑顔をもう一度見せて欲しいと、願いながら。

〜たった1つの希望〜

3/1/2023, 9:28:51 PM

私だけをただひたすらに愛して欲しい。
どんな時もずっとそばにいてくれる存在が欲しい。

そんな欲望が、常に私の胸で渦巻いている。

他にももっと沢山あるけど、
あの二つが強いかな。

〜欲望〜

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